「介護福祉士ってどうやったらなれるんだろう?」
「費用ってどのくらいかかるのかな?」
本記事は、こんな悩みをお持ちの人に向けて書いています。
介護職のキャリアアップを考える時、必ずといっていいほど出てくる言葉が『介護福祉士』です。
とはいえ、この介護福祉士が具体的にどういうものか、ご存知でしょうか?
「介護福祉士は国家資格」としか知らない人も多いはず。
本記事では、そもそも介護福祉士はどういう資格なのか、どうしたら介護福祉士になれるのかを解説していきます。
この記事を読めば、介護福祉士になるための具体的な道筋が分かりますよ!
目次
1.介護福祉士は介護系資格で唯一の国家資格!
介護福祉士は、介護系資格で唯一の国家資格です。
このことは、厚生労働省の介護福祉士の概要にも書かれています。
一般的に国家資格は、民間資格に比べ社会的信用度が高いです。
国の法律に基づいた資格であり、民間資格に比べて難易度が高いことも理由として挙げられるでしょう。
社会的信用度や難関試験を突破した知識・技術を加味されて、国家資格保有者は昇給・昇格がしやすいといわれるんですね。
介護福祉士もそれは同様で、他の民間資格と比較して、資格保有のメリットが多いといえます。
次では、その具体的なメリットについてお話していきます。
2.介護福祉士になることのメリット

国家資格である『介護福祉士』は社会的信用度が高く、民間資格に比べて資格保有のメリットが多いと述べました。
ここからは、介護福祉士を取得する具体的なメリットを見ていきましょう。
介護福祉士を取得することのメリットは、以下の3つです。
- 介護のプロとして働ける
- 仕事内容に見合った給与になる
- できなかったことにチャレンジできる
順番に解説していきます。
メリット1.介護のプロとして働ける
介護福祉士は、国によって認められた『介護のプロ』です。
介護福祉士の概要にも記載されている通り、資格取得には後述する介護福祉士実務者研修の受講が必要となります。
そうした研修や試験を経て取得できる資格のため、周りからの評価も上がるでしょう。
また、多くの研修で得られる技術や知識は、自身の業務においても大きな助けとなるはずです。
また、介護福祉士はチームマネジメントも業務に入るため、リーダーポジションを任される人も多いです。
リーダーとして質の高いケアを届けることで、周りからの信頼に繋がります。
周りからの信頼は、仕事への自信と働きやすい職場環境を整えることにも役立つでしょう。
メリット2.仕事内容に見合った給与になる
2つのメリットは、『給与が上がる点』です。
介護職の給与は、労力のわりに少ないと感じる人も多いのではないでしょうか?
その点、介護福祉士は資格無しに比べて、高い給与を得られるようになります。
とはいえ、実際に資格の有無でどれくらい給与差があるのか、気になりますよね?
厚生労働省の『平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果』を見てましょう。
資格有無による給与差が一目瞭然ですね。
- 資格無しの平均月給:303,460円
- 資格有りの平均月給:261,600円
労力に見合った給与は、働くモチベーションに直結します。
資格取得で給与をアップさせ、働く意欲もアップしていきましょう。
メリット3.できなかったことにチャレンジできる
介護福祉士を取得することで、仕事の幅が広がります。
「このケアに課題を感じる」「このケアプランを改善したい!」と思ったことはありませんでしたか?
しかし、一職員では知識や技術の不足を感じたり、意見を通すことも難しいというのが現実です。
そこに、介護福祉士を取得することのメリットがあります。
例えば、チームマネジメントとして介護職員全体のリーダーをするとしましょう。
職員同士が行っていた個別のケア方法をヒアリングし、最適なもので統一することができます。
もちろん、その中には自分の意見も含めることができるはずです。
こちらはあくまでも一例ですが、介護福祉士は施設全体を見据えた最適なケアプランを提供するために必要な存在となります。
介護福祉士となったときには、今まで言えなかった改善や提案の意見を通しやすいはずです。
「より良いケアに改善したい!」「でも、意見が通らない…」ともどかしい気持ちを抱いている人にこそ、介護福祉士はオススメの資格といえるでしょう。
ここまで、介護福祉士を取得することのメリットをお伝えしました。
では、介護福祉士になるためにはどうすれば良いのかについて確認しておきましょう。
3.介護福祉士になるためには?
ここまで、介護福祉士のメリットを解説してきました。
とはいえ、一番気になるのは「介護福祉士になるにはどうしたらいいの?」という点ですよね。
ここからは『介護福祉士になるための方法』をお伝えしていきます。
介護福祉士になる方法は3つあり、それぞれに受験資格や試験免除などに差があるんです。
介護福祉士になる方法は、下記の3つになります。
- 実務経験を積む
- 福祉系の高等学校に通う
- 養成施設に通う
それぞれの特徴も踏まえて、順番に解説していきます。
4.実務経験を積んで介護福祉士になる流れ

最初に紹介するのが『実務経験を積んで介護福祉士になる方法』です。
こちらの方法について、流れは下記の通りです。
- 介護職員初任者研修を取得する
- 実務経験を3年積む
- 介護福祉士実務者研修を受講する
- 介護福祉士国家試験の筆記試験を受験
それぞれの項目について、順番に解説します。
流れ1.介護職員初任者研修を取得する
まずは『介護職員初任者研修』を取得を目指しましょう。
初任者研修は介護資格の入門編で、基礎の知識と技術を学べます。
受講は通学・通信のいずれかで、合計130時間ほどの勉強が必要です。
ただし、早ければ1ヶ月ほどで取得できるほか、職安などで給付金をもらいながら取得することもできます。
この資格は、介護福祉士になるうえで、必ずしも取得する必要はありません。
ですが、この資格を取得しておくと、後に必須受講の『介護福祉士実務者研修』の受講時間が短縮されます。
取得することで後々の研修負荷が軽減されますし、介護の基礎が身に付く資格です。
特に未経験から介護福祉士を目指す人は、取得しておいて損はないでしょう。
流れ2.実務経験を3年積む
介護職員初任者研修の次は、実際に介護職で実務経験を積みましょう。
ちなみに、介護職員初任者研修は、働きながらでも取得できる資格です。
実務経験に必要な年数は3年ですが、詳細条件は下記をご覧ください。
実務経験を積んだと認定されるためにはどちらも満たしている必要があります。
- 従業期間:1095日(※実務経験の対象となる施設に在職した期間)
- 従業日数:540日(※実際に介護業務に従事した日数、実際の出勤日数)
※参考資料:公益社団法人『社会福祉振興・試験センター
また、条件を満たしたら、必ず『実務経験証明書』を用意しましょう。
『実務経験証明書』は、「実務経験証明書、従事日数内訳証明書の様式と記入方法」からダウンロードできます。
ダウンロード後は自分で印刷し、施設の代表者に記入を依頼してみてください。
ちなみに、ここで書いてもらった実務経験証明書は介護福祉士の受験資格を証明するものとなります。
忘れずに書いてもらい、受け取りをしておきましょう。
流れ3.介護福祉士実務者研修を受講する
実務経験と並行して、受講が必要となるのが『介護福祉士実務者研修』です。
『介護職員初任者研修』と違い、介護福祉士になるにはこの研修を受講しなければなりません。
受験資格の1つとして設けられているからです。
まず特徴としてあげられるのは、その受講期間の長さといえます。
合計450時間のカリキュラムがあり、修了にはおおよそ6ヶ月かかるのです。
受講方法は『介護職員初任者研修』と同様に、通学と通信を併用します。
ただし、『介護職員初任者研修』を受講済みの人は、共通科目(130時間)は受講免除となるでしょう。
もう一つの特徴は、『医療ケアを学べる』ことです。
痰を吸引する『喀痰吸引(かくたんきゅういん)』、胃にチューブ等で栄養を送る『経管栄養』といった対応をできるようになります。
この『医療ケアを学べる』というのは、仕事の幅が広がることと同義です。
そうなれば、給与アップなどの待遇改善も見込めるでしょう。
実際にこの研修を受講している場合、別途『資格手当て』を支払う施設もあるほどです。
介護福祉士になるうえで必要な『介護福祉士実務者研修者』ですが、この研修単体でもメリットがあります。
喀痰吸引や経管栄養を担当できることで、業務の幅を広げることができるのでチャレンジしてみてください。
流れ4.介護福祉士国家試験の筆記試験を受験
ここまで実務経験を積み、研修を受講してきました。
最後は『介護福祉士国家試験の受験』です。
ただし、受験は筆記試験のみで、実技試験を受ける必要はありません。
ここまでの実務経験や研修によって、免除されているからです。
筆記試験合格後の手続きは、後述する『介護福祉士の登録申請を忘れずに!』の内容に沿って進めてください。
ここまでが『実務経験を積んで、介護福祉士になるための方法』でした。
次は、『福祉系高校に通う方法』を解説します。
5.福祉系高校に通い介護福祉士になる流れ

次に紹介するのが『福祉系高校に通って介護福祉士になる方法』です。
福祉系の高等学校を卒業すれば、実技試験が免除されます。
ただし、条件がありますので、その辺りも含めて解説しますね。
こちらの方法では、下記の流れとなっています。
- 福祉系高等学校を卒業する
- 介護福祉士国家試験の筆記試験を受験
1つずつ、見ていきましょう。
流れ1.福祉系高等学校を卒業する
最初の流れは福祉系高等学校に入学し、卒業しましょう。
修了年数は、通常の高等学校と同様で基本的に3年です。
福祉系高校を卒業すれば、国家試験の実技試験は免除となり、筆記試験を受けるのみで済みます。
ただし、平成20年度以前に卒業した人は、実技試験も受ける必要があるので注意してください。
それでは、どうやって福祉系高校を選べいいのかをお伝えします。
選ぶ方法はとても簡単です。
福祉系の高校は、厚生労働省のサイトに掲載されています。
福祉系高校の一覧となっており、所在地や過程などの情報がまとまっているので、そこから選びましょう。
福祉系高等学校一覧のリンクを記載しますので、ご覧ください。
また、福祉系高校のなかでは、『介護職員初任者研修』を受講できる学校もあります。
在学中に資格取得できれば、卒業後の就職先における選択の幅が広がるでしょう。
福祉系の高校を選ぶ際は、『介護職員初任者研修』を取得できるかも選択基準に含めることをオススメします。
実技試験を免除するには
厚生労働省の『福祉系高等学校一覧』を見ると、備考に『特例高校』と書かれている学校があることに気づきましたか?
実は、この特例高校を卒業した場合だと、受験資格および項目が変わります。
それぞれの変化は、下記の通りです。
- 受験資格:9ヶ月の実務経験を積むこと
- 受験項目:実技試験および筆記試験
卒業後に介護現場で実務経験を積む必要があり、試験も実技試験を受けなければなりません。
「入学したら特例高校で、実技試験も受けないといけなくなった!」
とならないように、通常の福祉系高校か特例高校かは確認するようにしましょう。
ちなみに、『介護技術講習会』を受講すれば、実技試験は免除となります。
こちらも参考にしてみてください。
※参考資料:公益社団法人 日本介護福祉養成施設協会『介護技術講習会』
流れ2.介護福祉士国家試験の筆記・実技試験を受験
福祉系高校を卒業したら、介護福祉士国家試験の筆記試験を受験しましょう。
筆記試験は学校で習っているため、比較的簡単に学習を進められるでしょう。
しかし、特例高校および平成20年度以前卒業者は、前述の通り『実技試験』を受ける必要があります。
実技試験は、介護の現場で実際に仕事が可能かを見るため、実践的な内容となっています。
簡単に流れを解説しますね。
実技試験では初めに、実際の介護現場を想定した課題文が渡されます。
課題文の記載内容は『利用者の情報、現在の状態、どのような介護が必要か(課題)』などです。
制限時間は5分間で、時間内に適切な介護を実施しましょう。
実技試験の流れは以上です。
合格後の流れは、後述する『介護福祉士の登録申請を忘れずに!』の内容に沿って進めてください。
自分の卒業年度や特例高校によって、介護福祉士試験の受験項目が変わるので、事前に確認しましょう。
以上、『福祉系高校から介護福祉士になる方法』をお話しました。
次は『養成施設から介護福祉士になる方法』を解説します。
6.養成施設から介護福祉士になる流れ

最後に紹介するのが『養成施設に通って介護福祉士になる方法』です。
高校以上を卒業した人が、養成施設の認定を受けた学校に通う方法になります。
この方法での資格取得の流れは、下記の通りです。
- 高校卒業後に養成施設を探す
- 養成施設を卒業する
- 介護福祉士国家試験の筆記試験を受験
こちらも順番に解説していきます。
流れ1.高校卒業後に養成施設を探す
高校卒業後、まずは養成施設を探しましょう。
高校卒業後としているのは、養成施設の条件が高校以上の卒業となっているからです。
養成施設の種類としては、4年生大学や短期大学、専門学校などがあります。
短期大学と専門学校の修了期間は、基本的に2年です。
これら養成施設の探し方の1つとして、厚生労働省のサイトに記載の『介護福祉士養成施設一覧』から探す手があります。
こちらに養成施設の一覧が記載されているので、参考にしてみてください。
流れ2.養成施設を卒業する
養成施設の修了期間は、前述の通りです。
短期大学と専門学校は、2年間が基本となります。
ちなみに、養成施設ではどのようなことが学べるのでしょうか?
養成施設は、介護に関する基礎知識や技術が学べる環境です。
その他にも社会福祉や学校保健、福祉全般の教養も学べる場となっています。
養成施設は、教養などの基礎から実習先での技術指導など、集中かつ効率的に学べる点が最大のメリットといえるでしょう。
ただし、通信制の養成施設はありません。
前述の通り実技の習得もカリキュラムに入っているため、通学形式が基本となります。
流れ3.介護福祉士国家試験の筆記試験を受験
養成施設を卒業した後は、『実務経験コース』と『福祉系高校コース』と同じ流れになります。
『介護福祉士国家試験の筆記試験』を受験しましょう。
福祉系高校と同じで養成施設を卒業した場合も、実技試験の受験はありません。
筆記試験のみの受験となります。
注意点として、受験には『養成施設の修了証明書』が必要です。
卒業時に受領できますので、受験前には証明書があるかを確認するようにしましょう。
以上、介護福祉士になるための方法3つを紹介しました。
次では、『未経験で介護福祉士を目指す』のにオススメの方法を解説します。
7.未経験で介護福祉士を目指すなら実務経験ルート
ここまで、介護福祉士の概要やなるための方法を解説してきました。
気になるのは、「3つある方法でどれが一番オススメなのか?」ですよね。
最短で介護福祉士を取得するなら、『養成施設を卒業する』方法がオススメです。
しかし、未経験で介護福祉士を目指すなら、『実務経験を積む』方法がもっともオススメといえます。
その理由は、実際の仕事を覚えながら、給料も発生するからです。
実務に携わる方が圧倒的に経験値はたまります。
特に転職を考えている人にとっては、『経験値がたまり、給与が発生し、資格取得の条件も満たせる』という点は、とても時間効率が良いといえるでしょう。
こうした理由から、未経験者が介護福祉士を目指すには『実務経験ルート』をオススメします。
8.介護福祉士の取得にかかる費用目安
ここで介護福祉士の取得にかかる費用を解説しますね。
資格の受験費用や学費など、どうしても費用がかかってしまいます。
目安金額を記載しますので、参考にしてみてください。
記載する費用は、以下の通りです。
- 各資格の受験費
- 福祉系高等学校に通う費用
- 養成施設で必要な費用
それぞれ解説していきますね。
(1)各資格の受験費
さっそくですが、各資格の費用を記載します。
下記の表をご覧ください。
資格名 | 費用 |
介護職員初任者研修 | 約6万円前後 |
介護福祉士実務者研修 | 約13万円前後(※初任者研修を受講済みの場合、費用は割安になる。) |
介護福祉士国家試験 | 15,300円 |
合計で約21万円の費用がかかります。
特に『介護福祉士実務者研修』と『介護福祉士国家試験』は必須になりますので、別途貯金をするなりして準備の必要があるでしょう。
(2)福祉系高等学校に通う費用
平成30年度子供の学習費調査によると、福祉系高校の学費は、3年間でおおよそ130万円前後となっています。
福祉系高校といっても、普通科の高校と学費に差はありません。
(3)養成施設で必要な費用
最後に、養成施設およびスクールで必要な費用を紹介します。
下記4つの施設およびスクールを代表とし、各資格の費用や学費の目安を記載していきますね。
施設名 | 学費 | 初任者研修 | 実務者研修 | 実務者研修(初任者研修受講済み) |
ニチイ(スクール) | – | 110,000円 | 200,000円 | 176,195円 |
三幸福祉カレッジ(スクール) | – | 79,800円 | 129,700円 | 99.700円 |
クリス福祉アカデミー(スクール) | – | 55,000円 | 99,000円 | 79,000円 |
日本福祉教育専門学校 | 360,000円 | – | – | – |
以上、各資格や施設にかかる費用を紹介しました。
必要な費用額を把握し、備えておきましょう。
次は、国家試験合格後に必要な『介護福祉士の登録申請』についてお話します。
9.介護福祉士の登録申請を忘れずに!
ここからは、国家試験合格後の注意点をお話します。
試験に合格したからといって、すぐに介護福祉士を名乗れるわけではありません。
所定の手続きおよび費用が必要になりますので、その手順を解説していきます。
試験合格後、試験センターから合格証書と一緒に登録申請書が届きます。
必要書類を同封して、返送するだけで完了です。
必要書類と費用について、下記に記載しました。
参考にご覧ください。
- 登録申請書
- 登録免許税(9,000円)の収入印紙
→郵便局などで収入印紙を購入し、登録申請書に貼付。 - 登録手数料(3,320円)の「振替払込受付証明書(お客さま用)」の原本
- →金融機関などで、登録手数料を支払い後に受領。それを貼付用紙に貼付。
- 戸籍証明書類(下記のいずれか1通)
→「戸籍抄本」「戸籍の個人事項証明書」「本籍地を記載した住民票」のいずれかの原本が必要。
上記の通り、合格後は合計費用12,320円がかかるので注意が必要です。
書類返送後は約1ヶ月ほどで登録が完了し、試験センターから登録証が届くでしょう。
登録証を受領したら、晴れて介護福祉士として仕事が可能になります。
以上、注意点として『登録申請』について解説しました。
最後に、実務経験を積める職場探しに使える『求人サイト』をご紹介します。
【参考】実務経験を積める職場探しに使えるサイト
最後に、介護の職場探しにオススメの求人サイトを2つ紹介します。
未経験から介護福祉士を目指すなら、やはり未経験OKな求人があるか気になりますよね?
紹介する求人サイトは、どちらも未経験可能な求人が多数あります。
未経験から実務経験を積もうと考えている人にとっては、心強いサイトでしょう。
加えて、資格手当てを整えている求人も多くあります。
資格取得後の給与アップも見据えて、求人を選ぶことも可能ですよ。
紹介する2サイトは、下記の通りです。
- 介護求人ナビ
- JobMedley
それぞれの特徴を解説していきます。
サイト1.介護求人ナビ
1つ目に紹介するのは『介護求人ナビ』です。
求人は30,000件以上、掲載求人のエリアも全国のため、自分の地域に近い職場を探せるでしょう。
未経験OKな求人も20,000件近くあり、そのなかには『資格取得支援』を掲げている求人もあります。
しかし、それよりも魅力的な特徴が『転職サポート』です。
サイト内の『転職ノウハウ』というコーナーで、実際に転職した人の体験談を読めるんです。
加えて、履歴書の書き方や面接の注意点などの情報もまとめられているため、転職するうえで不安に感じるポイントを解消できるでしょう。
「自分と同じような人の体験談を知りたい」「事前にしっかり下調べをしたい」
そう思う人には、とてもオススメな求人サイトです。
サイト名 | 介護求人ナビ |
---|---|
サイトURL | https://www.kaigo-kyuujin.com/ |
掲載求人のエリア | 全国 |
求人数 | 30,000件以上 |
特徴 | 転職者の体験談や転職情報が充実。 |
サイト2.JobMedley(ジョブメドレー)
2つ目の紹介するのが『JobMedley(ジョブメドレー)』です。
医療・介護職に特化した求人サイトで、関東圏だけでも7,000件以上の求人があります。
『介護求人ナビ』と同様に、『未経験OK』や『資格取得支援』を掲げている求人が多数あるのも特徴です。
また、『JobMedley』も転職サポートに強みがあります。
それはキャリアサポートスタッフによる無料の転職相談です。
当サイトに会員登録をすると、メールや電話などで転職相談ができます。
自分の希望条件などを伝えることで、求人探しから面接の設定まで一貫した対応が可能です。
「未経験から介護福祉士を目指したい」「実務経験をしっかり積んでいきたい」という将来のキャリアに対する要望も汲み取って、求人探しをサポートしてくれるでしょう。
サポートスタッフの力を借りて、良い求人を探したい人にはオススメのサイトです。
サイト名 | JobMedley |
---|---|
サイトURL | https://job-medley.com/hh/ |
掲載求人のエリア | 全国 |
求人数 | 東京都で7,000件以上 |
特徴 | キャリアサポートスタッフによる無料転職相談 |
まとめ
以上、介護福祉士になるための方法について解説しました。
介護職でキャリアアップを目指すなら、介護福祉士は必ず取得した方が良いといえる資格でしょう。
介護福祉士資格は、国家資格による社会的信用度の高さ、資格取得の過程で得られる介護技術や知識がメリットです。
これらは仕事の幅を広げると同時に、給与アップや転職における選択肢も広げることでしょう。
もちろん取得は簡単ではありません。
それでも、前述したような大きなメリットがあるため、取得する価値は十分にあるといえるでしょう。
介護福祉士になるうえで、本記事が少しでも参考になりましたら幸いです。