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【男性介護士必読】介護士の年収を上げる方法とは?おすすめの介護転職サービスなどを紹介!

男性介護士年収

男性介護士の年収を上げる方法についてご存じでしょうか?

結論、介護士は他の職業に比べて年収が低い傾向にありますが、経験や資格を生かして条件が良い職場に転職をすることによって、高年収を狙うことが可能です。

そこで、今回は男性介護士の年収を上げる方法やおすすめの介護転職サイトなどについて徹底的に紹介してきます。

介護士として働いて年収を上げたいと思っている男性は、ぜひ参考にしてみてください。

また「介護職で年収1,000万円稼ぐ方法」について知りたい方は、こちらで解説を行っています。

男性介護士の年収を上げる方法

男性介護士の年収を上げる方法

男性介護士の年収を上げる方法について理解しておくことで、より効率よく高年収を目指すことが可能です。

具体的に男性介護士の年収を上げる方法については、下記3つが挙げられます。

  • 夜勤スタッフとして勤務する
  • 介護資格を取得する
  • 条件の良い職場に転職をする

上記項目の特徴などを踏まえて紹介していきますので、これから介護職で働きたいと思っている男性は、ぜひ参考にしてみてください。

夜勤スタッフとして勤務する

介護職は24時間体制で介護サービスを行っている事業所が多く、昼勤スタッフよりも夜勤スタッフのほうが給料を高く設定している傾向ため、年収を上げることが可能です。

夜勤として働くと生活リズムが一般の方と逆転してしまうため、体調不良を引き起こしてしまう可能性があるため、あらかじめ注意が必要です。

また、ご家族がいるのであれば、子供との遊ぶ時間などが確保することができないデメリットがあります。

このように、長期的に考えると夜勤スタッフとして勤務することはおすすめできないです。

介護資格を取得する

資格を取得する

事業所によっては、資格手当などを設定していることが多く、介護資格を取得することによって給料を上げることが可能です。

具体的におすすめの介護資格については、下記2つが挙げられます。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士

それぞれの資格の特徴や取得方法などについて具体的に解説していきます。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修とは、介護職として働く上で基本となる技術や知識を取得することができる資格のことを指します。

資格を取得するためには、実習と講義で構成される約130時間を受講して、修了試験に合格をすることが必要です。

最近では、家族の介護をする目的で、介護職員初任者研修の資格を取得する方も多くいる傾向です。

介護職未経験や無資格でも挑戦しやすい資格なので、これから初めて介護業界で働きたいと思っている方におすすめの資格です。

介護福祉士

介護福祉士とは、介護に関わる専門的なスキルや知識を身に着けていることを証明することができる国家資格のことを指します。

資格を取得することによって、就職や転職時に有利に働くことができ、一度取得することによって、全国どこに行っても通用することができるメリットが挙げられます。

具体的に介護福祉士の資格を取得する方法については、下記3つのルートが挙げられます。

  • 決められた期間の実務経験を積む
  • 福祉系高校を卒業する
  • 育成施設を卒業する

また、自分自身が持っている資格者実務経験、卒業学校などによっても、資格取得するまでの手順が多少異なるため、あらかじめ確認をしておくことが重要です。

条件の良い職場に転職する

条件の良い職場に転職をすることによって、短期間で年収を上げることが可能です。

実際に、介護に関わる資格を多く持っていて実務経験がある人が、他の職場に転職を成功させて年収を上げることができた人も多くいます。

年収が上がる見込みが少ない職場で長期間働いても、手間がかかってしまい効率よく年収を上げることが難しいデメリットが挙げられます。

また、転職サービスを利用することによって、自分自身が希望している職場に転職がしやすくなるため、利用することをおすすめします。

男性介護士の年齢別平均年収とは

男性介護士の年収とは

一般的に介護士の年収は低いと言われています。

男性介護士の年齢別平均年収については、以下の通りです。

男性年齢 平均年収
29歳以下 3,546,960円
30〜39歳 4,105,320円
40〜49歳 4,287,120円
50〜59歳 3,997,920円
60歳以上 3,477,600円

引用元:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果|厚生労働省

上記のように、40〜49歳がもっとも年収が高い特徴があり、スキルや経験、資格などによっても多少年収が異なります。

施設別の介護士の平均年収

施設によっても年収が大きく変わっているため、年収を上げたい人は施設種類も重要になります。

正社員介護士として働いている場合で、施設別の平均年収を比較してみましょう。

施設種類 平均年収
特別養護老人ホーム 4,342,680円
介護老人保健施設 4,204,560円
介護付有料老人ホーム 4,074,120円
訪問介護事業所 3,773,280円
グループホーム 3,645,600円
通所介護事業所 3,539,760円
通所リハビリステーション 3,780,240円
小規模多機能型居宅介護 3,681,120円
介護療養型医療施設 3,958,200円
介護医療院 3,887,400円

引用元:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果|厚生労働省

上記は男性と女性の両方が含まれていますが、特別養護老人ホームや介護老人保健施設で働くことが高収入を狙いやすいと言えそうです。

転職を成功させるコツ

転職を成功させるコツ

転職を成功させるコツについてあらかじめ理解しておくことで、自分自身が希望している職場に転職を成功させることが可能です。

具体的に転職を成功させるコツについては、下記が挙げられます。

  • 転職の目的を明確にする
  • 十分な面接対策をしている
  • 条件にこだわりすぎない

これから初めて転職活動をする方や年収アップを狙っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

転職の目的を明確にする

「自分はなぜ転職をしたいのか」など転職の目的を明確に整理することによって、転職後のギャップを防ぐことが可能です。

具体的には、現在の職場でどのような点で不満を持っていて、次の転職先ではなにを改善したいのかを明確にすることが重要です。

また、転職サービスを利用することによって、専属のキャリアアドバイザーが一緒に相談に乗ってもらうことが可能なので、ぜひ利用して効率的に転職活動を行うことをおすすめします。

十分な面接対策をしている

介護に関わる資格や職場経験が豊富でも十分な面接対策を行わないと転職成功率を下げてしまう可能性があるため、あらかじめ注意が必要です。

十分な面接対策を行うためには、自己分析を行うことはもちろんですが、転職先の業務内容や企業理念なども把握することも重要なポイントのひとつです。

条件にこだわりすぎない

転職をする際に、条件にこだわりすぎるとなかなか転職先を見つけることができずに、結果的に転職に失敗することを防ぐことができます。

また、1つの条件だけにこだわってしまって、他の条件が視野に入らずに転職活動をしてしまっている方も少なくありません。

転職先に求めてる最低条件をあらかじめ決めておき、転職サービスを利用して自分自身が希望している求人先の条件をしっかりと伝えてから、求人先の紹介を受けることをおすすめします。

転職活動中にも条件が良い求人先が見つかる可能性もあるため、広い視野を持って転職活動を行うことが必要です。

おすすめの介護転職サイト3選

おすすめの介護転職サービス3選

「働きながら転職活動をしたい」「自分が希望している職場に転職したい」という人のおすすめなのが転職サイトです。

独自で転職活動をするよりも、転職サイトを利用することによって、求人情報を幅広く知ることができ、雇用条件の良い職場に転職を成功させることが可能です。

具体的におすすめの介護転職サイトについては、下記3つが挙げられます。

  • マイナビ介護
  • 介護ワーカー
  • きらケア

上記の介護転職サイトの特徴から利用することのメリットなどを踏まえて解説していきます。

マイナビ介護

マイナビ介護とは、「一人ひとりに寄り添える転職を」というコンセプトで運営をしている介護専門転職エージェントのことを指します。

良質な求人を多く取り扱っているため、自分自身に合った転職先を見つけることが可能です。

また、専任コンサルタントから転職サポートを受けることができるため、初めて転職活動をする方でも安心して利用することができるメリットがあります。

参考サイト:マイナビ介護公式https://kaigoshoku.mynavi.jp/

介護ワーカー

介護ワーカーとは、株式会社トライトキャリアが運営をしており、2014年に設立しており、比較的新しい介護専門転職サービスです。

転職アドバイザーから履歴書の添削や面接対策などのサポートを受けることができるため、転職成功率を上げることが可能です。

非公開求人も多く取り扱っているため、他の転職サービスにはない求人紹介を受けることができます。

さらに、転職後にトラブルが起きた場合でも、フォローを受けることができるため、安心して利用することができます。

参考サイト:介護ワーカー公式https://kaigoworker.jp/

きらケア

きらケアとは、無料で転職活動のサポートを行っている介護専門転職エージェントのことです。

介護業界の経験豊富なキャリアアドバイザーが多く在籍しているため、転職活動が有利に働くアドバイスなどを受けることが可能です。

介護職が未経験の方でも、幅広い求人を取り扱っているため、自分自身に合った転職先を見つけることができます。

面接を行う際に、きらケアスタッフが同行してもらうサービスなども行っています。

参考サイト:きらケア公式https://job.kiracare.jp/lp/4/

転職をする際の注意点

転職する際の注意点

介護職に転職をする際の注意点は、主に2つです。

  • 在職中に転職活動を行うこと
  • 一人で転職活動を進めないこと

上記の注意点について、事前に知っておくだけで、転職活動に失敗するリスクを大幅に減らせます。

それぞれの特徴を踏まえて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

在職中に転職活動を行うこと

在職中に転職活動を行うことによって、定期的な収入を得ることができるため、経済面での精神的な負担を減らすことができ、転職活動に集中して行うことができるメリットが挙げられます。

退職をしてから転職をしてしまうと、職歴に空白期間が残ってしまい転職先の採用担当者からの評価を下げてしまう可能性があります。

しかし、在職中に転職活動をするためには、いつまでに退職をして、いつまでに入社をするなどのスケジュール管理が必要です。

一人で転職活動を進めないこと

一人で転職活動をしてしまうと、転職活動の方向性が定まらずに、自分自身が希望している職場に転職ができなくなるリスクがあります。

転職に詳しい方と一緒に転職活動を行うことによって、自分自身が希望している転職先を見つける可能性を高めることが可能です。

特にはじめて転職活動をする方であれば、転職活動をする上で不明な点などが多く出てくため、キャリアアドバイザーなどに聞きながら転職活動を行うことをおすすめします。

男性介護士の将来性はあるの?

介護士とは

男性介護士の将来性はについては、日本は少子高齢化が進んでおり、今後も介護士の需要は高まることが予想されます。

介護業界に少しでも興味ある人は、介護業界で働くことを検討してみることをおすすめします。

介護職員処遇改善加算に期待できる

介護職員処遇改善加算とは、2019年10月に介護職の離職数ゼロを目標に向けた対策のことを指します。

今後も日本は高齢化が進んでいくことが予想されるため、介護職の待遇面が良くなることが期待できます。

厚生労働省によると2025年には、約245万人の介護職が必要になると予想されており、介護職の給料アップをして、やりがいのある職場づくりを行なっています。

男性介護士は増加傾向

介護士の需要は高まっているため、男性介護士は増加傾向にあります。

男性介護士の職種ごとの割合を平成20年度と平成30年度の割合を比較してみましょう。

男性介護職の種類 平成20年度 平成30年度
全体 15% 19.7%
訪問介護員 4.3% 9.8%
介護職員 21.4% 24.7%
サービス提供責任者 8.4% 14.5%
介護支援専門員 6.6% 23.3%
生活相談員・支援相談員 40.3% 36.7%
PT・OT・ST等 44.8% 52.6%
看護職員 5.0% 4.8%

引用元:公益財団法人介護労働安定センター「平成20年度介護労働実態調査結果」/「平成30年度介護労働実態調査結果」

上記のように、男性介護職は10年間で平均5%も増加していることが分かります。

おすすめの介護転職サービスを利用して年収アップを目指そう!

おすすめの介護転職サービスを利用して年収アップを目指そう!

今回は介護士として働いて年収を上げたいと思っている男性に向けて、男性介護士の年収を上げる方法やおすすめの介護転職サイトなどについて徹底的に紹介しました。

男性介護士の年収を上げる方法は、夜勤スタッフとして勤務する・介護資格を取得する・条件の良い職場に転職をするなどが挙げられます。

また、おすすめの介護転職サイトについては、「マイナビ介護」「介護ワーカー」「きらケア」を利用することによって転職成功率を上げることが可能です。

ぜひ、今回紹介したことを参考にして、年収アップを目指してみてはいかがでしょうか。