介護職や看護職は稼げる仕事?
どんな仕事が稼げるの?
この記事では、介護職や看護職の年収をランキング形式で紹介していきます。
介護に関する仕事は専門知識が必要な難しい資格ほど年収が高く、人気の資格となっています。
資格や転職で年収をアップする方法を見ていきましょう!
目次
介護職で稼げる仕事は?
介護・看護職の仕事は稼げるものでしょうか?
介護や看護の仕事は専門的な知識や経験が必要とされるものであり、誰でもできるような仕事では決してありません。
特に、資格を持っている人材はどの職場でも重宝されるため、高年収を得ている人も少なくないのです。
介護職の年収は低い?
介護職の年収は低いという声もあります。
たしかに、統計を見ていると一般的な平均年収よりも低い傾向にあるようです。
しかし、介護の仕事は社会的な役割が非常に高い仕事で、介護職の待遇も見直されつつあります。
特に、難関の資格を取得することで待遇は上がり、年収もアップできます。
介護・看護職の年収ランキングを紹介!
https://shigoto.mhlw.go.jp/User
介護や看護に関する職業の年収ランキングを紹介!
稼げる仕事はどの職業なのか?ランキング形式で見ていきましょう!
なお、厚生労働省が運営する職業情報提供サイトの情報を参照しており、令和2年賃金構造基本統計調査より引用しています。
1位:看護師(准看護師)
看護師(准看護師)の平均年収は491.8万円!
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/156
介護・看護の仕事で最も平均年収が高いのは看護師!
看護師は難関の国家資格に合格しなくてはなりませんが、それだけ社会的な信用も高く、平均年収も高い仕事です。
夜勤の対応も求められるため、肉体的にハードな仕事です。
その分、見返りとなる報酬も十分なものがあります。
2位:理学療法士
理学療法士の平均年収は418.9万円!
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/167
理学療法士は身体に障害がある人向けに運動機能を維持するため運動指導や物理療法などを行う仕事です。
理学療法士は国家資格であり、大学などの実習を経たうえで難関の試験に合格しなくてはなりません。
3位:作業療法士
作業療法士の平均年収は418.9万円!
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/168
作業療法士は身体や精神に障害がある方向けに日常生活のサポートや訓練・指導を行う仕事です。
理学療法士と同様に難関の国家資格であり、大学などで実習を経たうえで国家試験に合格しなくてはなりません。
4位:介護支援専門員(ケアマネージャー)
介護支援専門員(ケアマネージャー)の平均年収は398.8万円!
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/132
介護支援専門員(ケアマネージャー)は、介護サービスを実施するうえでの計画(ケアプラン)を立てる仕事です。
介護サービスのマネジメントを行う仕事であり、介護に関して相当の経験や知識が求められます。
介護支援専門員は国家資格ではありませんが、各都道府県が管轄する公的試験です。
受験自体に5年以上の実務経験などを必要としているため、受験すること自体にも相応の年数が必要な試験です。
5位:精神保健福祉士(医療ソーシャルワーカー)
精神保健福祉士(医療ソーシャルワーカー)の平均年収は398.8万円!
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/408
精神保健福祉士(医療ソーシャルワーカー)は社会福祉の観点から介護利用者をサポートする仕事です。
社会福祉士あるいは精神保健福祉士の資格が必要ですが、これらは国家資格であり難関の試験を合格しなくてはなりません。
介護や医療の面からサービス利用者自身やご家族のメンタルケアを行います。
病気を治すにとどまらず、社会的あるいは経済的なサポートを行うため、介護に限らず広範な社会福祉の知識が必要な仕事です。
6位:社会福祉士(福祉ソーシャルワーカー)
社会福祉士(福祉ソーシャルワーカー)の平均年収は397.9万円!
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/409
社会福祉士は社会福祉に関する国家資格です。
社会生活に不安を持った方の支援を行い、様々な面から利用者のサポートを行います。
社会福祉施設や病院などに勤務し、地域で困っている方を支える存在です。
7位:介護福祉士
介護福祉士の平均年収は約390万円!
介護福祉士は介護資格に関する唯一の国家資格です。
介護に関する専門家であり、介護福祉士の資格を持っていれば様々な介護現場で役に立つでしょう。
「介護福祉士」という役職が存在するわけではありませんが、介護福祉士の仕事を活用して様々な仕事に役立てられます。
介護福祉士の資格が役に立つ仕事
- サービス提供責任者
- 施設介護員(ケアワーカー)
- 訪問介護員(ホームヘルパー)
8位:施設介護員(ケアワーカー)
施設介護員(ケアワーカー)の平均年収は360.0万円!
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/134
施設介護員(ケアワーカー)は介護施設で働く介護の仕事です。
老人ホームなどの介護施設で介護サービスを受ける方向けに、食事補助や入浴や排泄の介助などの介護サービスを行います。
サービス利用者に直接寄り添う仕事です。
施設介護員として働く際は他の職員と共に働くため、分からないことがあれば確認しながら仕事を進められます。
9位:訪問介護員(ホームヘルパー)
訪問介護員/ホームヘルパーの平均年収は356.8万円!
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/133
訪問介護員(ホームヘルパー)はサービス利用者の自宅などを訪問して在宅介護を行う仕事です。
在宅で介護サービスを受ける方向けに食事補助や入浴や排泄の介助などの介護サービスを行います。
訪問介護員として働くためには、自力で介護サービスを行うため、介護職員初任者研修の資格が必要です。
10位:看護助手(准看護師)
看護助手(准看護師)の平均年収は312.2万円!
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/246
看護助手は看護の補助をする仕事です。
助手をするにあたって特別な資格は必要とせず、看護師や准看護師の指示のもと介護の仕事を担当します。
資格は必要としませんが、医療に携わる仕事であるため専門的な医療知識や高い医療倫理観が必要です。
看護助手の経験を元に看護師や准看護師の仕事をする人も多いです。
なお、准看護師は看護師の指示を受けて看護の仕事を行う資格ですが、こちらは国家資格ではなく各都道府県が管轄する公的資格となります。
11位:介護タクシー運転手
介護タクシー運転手の平均年収は299.6万円!
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/481
介護タクシー運転手は介護専門のタクシードライバー。
企業勤めよりも自営業者が多いのが特徴で、比較的時間に融通の効く仕事です。
介護施設の送り迎えなどを担当するために、タクシーの運転だけでなく介護に関する知識なども必要になります。
また、一見の顧客よりリピーターとして繰り返し利用してくれる顧客が多いため、顧客との信頼関係を築くことが重要です。
資格取得で年収アップ!
資格を取得することで年収を上げられます。
資格を持っていれば業務知識が身について業務の幅が広がり、人事評価が上がります。
ひいては給料アップにも繋がるでしょう。
資格取得でスキルを身に着ける
資格を取得することで年収を上げられます。
資格取得の準備をすることで、介護に関する専門的な知識が身に付きます。
また、資格は自分のスキルを分かりやすく証明してくれるものであるため、他人からの客観的な評価指標となるのです。
業務の幅が広がる
資格を持っていれば業務知識が身につくだけでなく、独占業務が可能です。
独占業務とは、その資格を持っている人しか務められない仕事のこと。
資格を持っていればそれだけ業務の幅を広がるチャンスが広がるでしょう。
人事評価が上がる
資格を持っていることで希少な人材となり、人事評価が上がる傾向があります。
また、資格奨励制度のある会社では、資格を持っていることで資格手当を受け取れます。
資格は目に見えて分かりやすくスキルを表すものであるため、積極的に取得を目指してみてください。
資格を取得するには?
介護資格を取得するには資格スクールなどに通うのが一般的です。
所定の研修を受けるケースもあり、資格スクール選びは資格取得の際に重要です。
自分に合った資格スクールを探しながら、資格取得を進めていきましょう。
シカトル
「シカトル」は介護専門の資格サービス。
数ある資格スクールから資料請求をして比較できます。
自分に合ったスクールを選ぶことで効率よく学習を進められます。
学習は継続して行うことが重要なので、自分に合った環境で無理なく資格勉強を進めていきましょう。
転職活動で年収アップ!
年収を上げるには転職活動が効果的です。
介護業界は人材不足と呼ばれており、どの事業所でも人手を欲しています。
特に、難関資格を持っている人材は好待遇で転職できる可能性が高く、年収を上げられる可能性が高いです。
転職エージェントを活用することで効率的に転職活動を進められます。
介護業界専門の転職エージェント
介護の転職なら介護専門の転職エージェントがおすすめ。
転職エージェントは企業と転職希望者を仲介する存在であり、スムーズな転職活動をサポートしてくれます。
無料で利用できるサービスがほとんどのため、転職を検討している方はまず無料登録から始めてみましょう。
転職エージェントのサービス内容
転職エージェントでは求人の紹介を受けられるほか、一般には出回っていない非公開求人を比較できます。
その他、履歴書などの書類添削や面接アドバイスも行っているので、転職活動をスムーズに進められるでしょう。
また、年収や労働環境(残業時間)など転職条件に関する交渉を代行してくれるため、転職活動に専念できます。
- 求人の紹介
- 非公開求人(限定求人)の紹介
- 書類添削・面接アドバイス
- 転職条件の交渉
きらケア
「きらケア」は介護専門の転職エージェント。
「未経験OK」や「無資格OK」など様々な条件から魅力的な求人を見つけられます。
面接対策や面接同行などのフォローも行っているため、転職活動に不安な方もスムーズに転職活動を進められるでしょう。
また、業界最大級の求人数が特徴でもあり、多数の優良求人が存在します。
高年収の求人も多数あり、資格を持っている方も好条件の求人を見つけられるでしょう。
マイナビ介護
「マイナビ介護」は人材業界大手のマイナビが運営する介護専門の転職エージェント。
人材業界大手のマイナビならではの充実したノウハウで転職支援を受けられます。
転職エージェントは独特のノウハウやコツが必要で、高い能力を持っていても転職ノウハウがなければ上手く転職活動を進められないことがあります。
マイナビ介護では充実の転職サポートを受けながら転職活動を進められるので、スムーズな転職を実現できるでしょう。
資格をとって年収を上げよう!
介護職に関する年収の情報などを見ていきました。
介護職には様々な資格が関連しており、特に国家資格など難関の資格を持っていれば評価や年収を上げられます。
介護職で年収を上げたい場合は、資格サービスや転職サービスの活用を検討してみてください。
評価される資格を持っている方は、是非転職エージェントなどのサービスを受けてみてください。
多くの企業や介護現場の条件を見るだけで、年収を上げられます。
また、転職をすることで業務経験を活用することにも繋がるでしょう。