看護師

日勤の常勤看護師としての働き方!求人の多さや手取りをご紹介

看護師の仕事は続けたいけれど、夜勤はしんどいと感じるときはありませんか?

体力の低下やプライベートの時間が欲しくなったなど、夜勤を辞めたくなる事情はさまざまです。

しかし日勤だけの求人があるのか、手取りは下がらないかなど不安に思う人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、日勤のみの看護師の求人の有無や、夜勤がない場合の手取りについてご紹介します。

この記事を読めば、生活水準をできるだけ維持したまま、日勤で働ける場所を探せるでしょう。

日勤の看護師として働こうか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

1.日勤の常勤看護師とは

日勤とは日中のみ働くことです。

そのため、8時間勤務で夕方頃には退勤できるでしょう。

退勤後の時間をゆっくり過ごすことができます。

子どものスケジュールに合わせられるので、子育てをしている人におすすめです。

また夜勤がなく自分の生活リズムを崩さないので、体力的な負担が少ないのも特徴でしょう。

ライフスタイルの変化によって夜勤ができなくなった人も、看護師の仕事を続けられる働き方です。

2.日勤のみの看護師の求人はあるか

日勤常勤の看護師求人は多い

日勤のみの看護師の求人は多くあります。

看護師として夜勤だけをする人もいるので、日勤のみの求人がその分増えているのです。

求人サイトによっては夜勤ありよりも、日勤のみのほうが求人が多い場合もあります。

例えば、外来やクリニックなど、入院設備がないところで働くことが多いです。

正社員として募集しているところもあるので、求人がないという心配はしなくても大丈夫でしょう。

3.手取りは下がる?日勤の看護師の給与

日勤の看護師は、夜勤もする看護師に比べると手取りは下がるのでしょうか。

日勤のみの人と、夜勤もする人で給与を比べてご紹介します。

  1. 夜勤手当が無くなるので給与は下がる
  2. 高収入を目指すには

それぞれ見ていきましょう。

(1)夜勤手当が無くなるので給与は下がる

日勤のみだと給与は下がるでしょう。

なぜなら、夜勤をしないと夜勤手当がもらえなくなるからです。

給与は、基本給与にさまざまな手当がプラスして支給されます。

日本看護協会によると、2020年度の新卒の予定初任給は大卒の場合、平均207,856円です。

夜勤手当の平均金額は3交代の準夜勤で4,141円、夜勤で5,033円となっています。

また2交代の夜勤で11,026円もらえるため、夜勤手当は給与に影響を与えるでしょう。

日本看護協会によると、2交代での病院における夜勤の平均回数は4.7回です。

夜勤手当の金額と回数を考えると、5万円ほど給与が下がることが予想されます。

5万円減ってしまうと生活するのが厳しい人もいるのではないでしょうか。

夜勤手当をもらえないので、日勤のみは給与は下がります。

(2)高収入を目指すには

では、夜勤はしたくないけど、収入の維持をしたい場合はどうすればいいのでしょうか。

そんなときは資格をとることで、収入の維持を目指せます。

看護師は夜勤手当のほかにもさまざまな手当がつくからです。

たとえば、専門看護師手当や認定看護師手当などが挙げられます。

これらは取得するのが簡単ではありませんが、キャリアアップも目指せるため人気の資格です。

ただ、手当を設けていないクリニックなどもあります。

手当があっても5,000円程の場合もあるので、事前に確認してきましょう。

また高収入を目指す別の方法として、転職サイトを活用するのもおすすめです。

転職サイトは一般には公開されていない、非公開求人を紹介してくれます。

そのため、好条件の求人を探すのに向いているのです。

日勤のみの仕事を探している人は、ぜひ転職サイトも活用してみてください。

4.日勤の常勤看護師として働ける場所

日勤常勤看護師の働く場所

日勤の看護師として働ける場所は多くあります

職場選びの参考にもしてみてください。

  1. 病棟
  2. 外来
  3. クリニック
  4. 介護施設
  5. 保育施設

それぞれ見ていきましょう。

(1)病棟

病棟は夜勤があるイメージですが、病棟勤務でも夜勤なしの求人があります

病院の人手不足が、病棟勤務でも日勤がある理由の1つです。

たとえば、ライフスタイルの変化により夜勤が続けることが難しく退職するケースがあります。

そのため、日勤のみでも働いてもらって、人手不足を解消したいという想いがあるのです。

また夜勤専従という働き方をする人がいるのも、日勤の求人がある理由でしょう。

夜勤専従の人ばかりでは病院が機能しなくなります。

そのため、日勤希望の人でも求人を見つけやすくなっているのです。

しかし、自分だけが病棟で夜勤なしで働いていると、やりにくさを感じるかもしれません。

そんなときは、自分の生活を守るために日勤が必要だと考えることが大切です。

周りの理解を得るという姿勢で働くことが必要でしょう。

働き方が多様化しているので、病棟でも夜勤なしで働けます。

(2)外来

外来は日勤のみで働けます

なぜなら、入院患者さんがいないからです。

外来は土日祝が休みの場合も多いので、プライベートの時間を確保しやすいでしょう。

先の予定を立てやすいので、子どもとゆっくりする時間を作ることも可能です。

外来では、診察の手伝いよりも事務作業が多いのが特徴でしょう。

業務が多いときは、残業が発生する可能性を考慮しておくのが大切です。

また病院によっては、外来でも救急外来の夜勤が回ってくることもあります。

夜勤を避けたい人は事前に確認しておきましょう。

(3)クリニック

各地域にクリニックは多くあるので求人が多いです。

そのため、自分の条件に合った求人を探しやすいでしょう。

クリニックは完全週休2日制を採用しているところが多いので、しっかりと休息できます。

また土曜の午後が休診なので、予定を組みやすいでしょう。

家の近くで求人を探すこともできるので、クリニックは人気の勤務先です。

しかし、クリニックで働くときには注意が必要になります。

なぜなら、拘束時間や残業が多くなることがあるからです。

午前と午後で診療時間が分かれているので、昼休憩が長いことがあります。

また患者さんが受付終了までに来院すると、診察が終わるまで帰れません。

拘束時間や残業が多いこともあるので、生活リズムに合うか考慮しましょう。

(4)介護施設

介護施設での看護師のニーズも高まっています。

なぜなら、高齢社会にともない介護施設も増加しているからです。

介護施設では、主治医と連携しながら業務を行います。

入居者の健康管理や薬の管理など重要な仕事です。

介護の仕事をすることもあるので、知識があると活かせるでしょう。

日勤のみという施設が多いですが、施設によっては夜勤があることもあります。

応募時にはしっかりと確認しておきましょう。

(5)保育施設

保育施設でも日勤の看護師として働けます

保育施設では乳児4人以上を入所させる場合、保健師または看護師を保育士とできるルールがあるからです。

保育施設では園児の健康管理や感染症対策を行います。

また、保護者向けの説明会などを担当することもあるでしょう。

子どもが好きな人には保育施設はおすすめです。

ただし、保育施設1つにつき看護師1人が基本なので、求人は少ないでしょう。

5.日勤の看護師として働くメリット

日勤常勤看護師のメリット

日勤のみで働くメリットはなんでしょうか。

今回はメリットを3つご紹介します。

  1. 生活リズムが整う
  2. 体力的な負担を軽減できる
  3. プライベートも大切にしながら働ける

それぞれ見ていきましょう。

メリット1.生活リズムが整う

日勤のみで働くと生活リズムを整えることができます。

なぜなら、食事や睡眠の時間を一定に保つことができるからです。

夜勤は普段寝ている時間に働くため、体調を崩してしまう場合があるでしょう。

たとえば、日勤と夜勤の組み合わせは出勤時間が毎回変わります

そのため、起床時間や食事の時間を日によって変える必要があるのです。

規則正しい生活ができないことによって、心身の健康を崩すことがあります。

日勤のみだと毎日同じリズムで過ごせるので、生活リズムを整えることができるでしょう。

メリット2.体力的な負担を軽減できる

日勤のみだと体力的な負担を軽減することができます。

夜勤に比べると、日勤の勤務時間は8時間と短いからです。

たとえば、多くの病院が交代制勤務は2交代制を採用しています。

そのため、夜勤は16時間ほど働くことになるので体力不足が心配になるでしょう。

仮眠時間を含んでいますが、日勤よりも倍の時間働くことになります。

日勤でも残業はありますが、毎日8時間ほどの勤務です。

1日の勤務時間が夜勤より短いため、日勤は体力的な負担を軽減することができます。

メリット3.プライベートも大切にしながら働ける

夜勤なしだとプライベートの時間も大切にしながら働けます。

なぜなら、子どもとの時間を確保したり、友人と会ったりしやすいからです。

日勤だと保育園などが終わる時間に家に帰ることができます。

その結果、子どもと過ごす時間をたっぷり確保することができるのです。

また友人と会うのも、日勤のほうが時間を合わせやすいでしょう。

仕事とプライベートの両立を実現しやすいのが日勤のメリットです。

6.日勤の看護師として働くデメリット

日勤常勤看護師のデメリット

では、日勤で働くデメリットはなんでしょうか。

今回は3つのデメリットをご紹介します。

  1. 給与が低くなる
  2. 夜勤での経験が積めない
  3. 残業が多い場合がある

それぞれ見ていきましょう。

デメリット1.給与が低くなる

夜勤がなくなると給与が低くなります。

なぜなら、夜勤手当がなくなるからです。

日本看護協会によると、2交代制の夜勤手当は平均金額が11,026円となっています。

月に夜勤5回とすると、5万円ほど給与が低くなることがあるのです。

夜勤はしたくないけど生活費はほしいなど、悩みの原因となることもあるでしょう。

日勤のみにする場合は、給与が低くなることも考慮して決める必要があります。

デメリット2.夜勤での経験が積めない

日勤のみでは経験が積めないことがあります。

夜勤の少人数での対応は、看護師としてのスキルに繋がるからです。

稼働人数が少ないなかで緊急時に対応することは、日勤では経験できないことでしょう。

そのため、看護師として技術を磨きたい場合は夜勤をすることをおすすめします。

ある程度の経験を積んでから、日勤の求人を探すことも可能です。

日勤のみでは経験できないこともあるので、看護師としてのキャリアを考えながら決めましょう。

デメリット3.残業が多い場合がある

夜勤なしでも残業が多いことがあります。

なぜなら、受付終了の時間に間に合えば患者さんの診察をするからです。

診察が長引くと夜遅くまで残業をすることがあるでしょう。

またクリニックはそもそもの診療時間が20時までなど、夜まで診療するところがあります。

そのため、日勤といっても退勤時間が遅くなることがあるのです。

繁忙期や人気のクリニックは残業が増える場合があるので、注意しましょう。

7.日勤の看護師に向いている人

日勤は、給与の高さを求めていない人に向いています

なぜなら、日勤だけだと給与が低くなるからです。

夜勤手当をもらえないと、月に5万円ほど給与が低くなる場合があります。

しかし、その代わりプライベートの時間を大切にすることで、体調を管理しやすくなるでしょう。

働き続けるには、心身の健康が大切です。

休む時間もしっかりとれるため、生活リズムの維持が重要な人は日勤が向いています

8.日勤の看護師が働く1日のスケジュール

日勤の1日のスケジュールをご紹介します。

  1. 出勤
  2. 夜勤の人から申し送り
  3. 検温・バイタルチェックなど
  4. 休憩
  5. 検温・バイタルチェックなど
  6. 報告やカルテの記録
  7. 夜勤の人へ申し送り
  8. 退勤

残業が多くなければ、17:00頃に退勤できるでしょう。

子どものスケジュールにも合わせやすいです。

それではそれぞれ見ていきましょう。

流れ1.出勤

8:30頃に出勤します。

それまでに着替えやカルテをチェックすることもあるので、余裕を持って出勤しましょう。

流れ2.夜勤の人から申し送り

夜勤の人から申し送りを受けます。

夜の患者さんの様子を把握することで、ひとりひとりに合った対応をすることが可能です。

流れ3.検温・バイタルチェックなど

申し送りを受けた後は業務開始です。

トイレ介助や体位替え、チューブやガーゼの交換など業務は多岐に渡ります。

ナースコールにも対応しつつ、患者さんの対応をしましょう。

流れ4.休憩

患者さんの対応やバイタルチェックなどをするため、交替で休憩をとります。

流れ5.検温・バイタルチェックなど

午後の患者さんの対応です。

入浴介助や体位替えなどを行いましょう。

体温やバイタルに変化があれば、処置が必要になる場合があります。

流れ6.報告やカルテの記録

1日の報告をします。

患者さんの様子をリーダーに伝えましょう。

カルテ入力をして、記録を残しておきます

流れ7.夜勤の人へ申し送り

夜勤の人に申し送りをします。

患者さんの対応にも関わるので、漏れなく伝えましょう。

流れ8.退勤

業務や申し送りが終われば退勤します。

まとめ

今回は、日勤の常勤看護師の求人と手取りについてご紹介しました。

日勤のみの求人は増えているので、自分に合った勤務先を見つけられるでしょう。

一方、夜勤手当がなくなるので、手取りは低くなることがわかりました。

しかし工夫をすることで収入の維持も可能です。

日勤は心身の健康を保てるなど、メリットも多くあります。

日勤の看護師として働こうか悩んでいる人は、ぜひ検討してみてください。