「今の職場を辞めたい」
「もっといい職場に行きたいな」
転職活動は上記の思いが段々と強くなり、行動に移せるものですよね。
だからこそ、失敗はしたくないはず。
転職サイトdodaでは、転職失敗を避けるためのトータルサポートを受けることが可能です。
この記事では、dodaを利用しようか悩んでいる人に向けて下記の5項目を解説していきます。
- dodaの概要
- dodaの特徴
- メリット、デメリット
- 転職までの流れ
- dodaの便利機能
筆者も実際にdodaに登録してみたので、実体験ベースでお伝えできます。
この記事を読むことで、dodaがどのようなサービスなのかが明確に分かり、安心して転職のサポートを受けることができるようになるはずです。
では、さっそく見ていきましょう。
目次
1.dodaとは
dodaはパーソナルキャリア株式会社が運営する転職情報サイトです。
総求人取り扱い件数は公開求人だけでも59,587件(2020.09.15現在)で、求人数の多さはさすが大手。
他の大手有名転職エージェントと比較してもかなり多いほうです。(リクルートエージェント約40,500件、マイナビ転職約11,500件)
dodaは求人を探すだけでなく、転職ノウハウや転職Q&Aなどの情報収集、エージェントサービスの利用、スカウト機能の活用なども可能です。
「転職の総合サイト」といった感じですね。
会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
住所 | 〒100-6328 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
TEL | 03-6213-9000 |
公式サイトURL | https://www.persol-career.co.jp/ |
求人サイトURL | https://doda.jp/ |
全求人件数 |
医療、看護232件 福祉250件 |
2.dodaの特徴
実際に筆者がdodaに登録してみて感じた特徴は以下の5つです。
- 求人数が多い
- 企業からのスカウトが多い
- dodaにしかない求人がある
- 転職のイベントが頻繁にある
- 年収査定など様々な診断ができる
順番にもう少し詳しく解説していきます。
特徴1.求人数が多い
概要でも触れましたがdodaはとにかく求人数が豊富。
複数の有名転職エージェントと比較しても1.2を争う多さです。(リクルートエージェント約40,500件、マイナビ転職約11,500件)
求人数が多いということは、それだけより良い求人に巡り合う確率が上がるということでもあります。
転職を考えるとき、誰しもが自分の希望する条件にピッタリ合う求人を探しているはずです。
そうであれば、なるべく多くの求人に目を通すということも当然大切になってきますね。
また、dodaではサイトから求人検索をすると職種や勤務地ごとに絞る事ができます。
そのため、「求人数が多すぎて探しにくい…」という印象もありませんでした。
さらに、新着求人を一覧で見ることも可能です。
求人数が多い中でも常に新しい情報が受け取りやすい設計にもなっています。
特徴2.企業からのスカウトが多い
スカウト機能が多いのはdodaに登録してみて、一番感じたメリットです。
ほぼ毎日1~3件のスカウト連絡が企業から届きます。
スカウトがなければ、こちらから条件を指定して求人を絞らなければなりません。
さらにその一覧から求人を探すという作業が必要です。
しかし、スカウト連絡を見ることで、自分で求人を探す手間を省くこともできます。
さらに自分の経歴や職歴だとこういう企業に興味を持ってもらえるんだなという指標として使うことも可能です。
ちなみにスカウトはdodaのサイト、アプリ内で確認できるので自分のメールに直接届くことはありません。
また、締め切りが近いオファーについては、より分かりやすく表示されます。
「気になる企業からオファーがあったのにメールが埋もれて気付かなかった…」
という事態を未然に防ぐ事ができるよう工夫がされているなという印象もうけました。
特徴3.dodaにしかない求人がある
dodaのサイトの中には色々な求人の特集が組まれています。
例えば、未経験からキャリアチェンジを目指せる求人特集や固定給25万以上の求人特集など。
その中に「doda限定掲載」の求人のみを表示してくれる特集ページがあります。
どの転職サイトにも「サイト限定掲載」の求人はあるんじゃないの?と思いますか?
確かに、そのサイトにしか掲載されていない求人というのは他の転職サイトでもあるかもしれません。
しかしdodaは、それがとても分かりやすく、サイトを使う人が一目で「この求人はdodaにしかないんだな」とわかるようになっています。
dodaにしかない求人が一目瞭然です。
もし、この特集で自分にマッチする求人があればdodaを利用すべきなのは明白ですね。
特徴4.転職のイベントが頻繁にある
オンライン中心にはなっていますが、転職に関してのセミナーや講座などが頻繁に開催されています。
具体的には下記のような講座です。
- 自己分析サポート
- 面接突破セミナー
- 履歴書添削サポート
- 職務経歴書添削サポート
平日、休日と同じ講座でも日程が選択できるようになっています。
そのため、看護・介護の仕事に就いているひとによくありがちな「シフト制の仕事で土日は休めない…」という場合でも安心です。
dodaのサポートを受けて、転職の不安を消していきましょう。
特徴5.年収査定など様々な診断ができる
dodaのサイトは、本当に色々なコンテンツが用意されています。
dodaのコンテンツを使うだけで転職のための知識が付き、自己分析がしっかりできるんじゃないかなと感じました。
豊富なコンテンツの中でも特に役に立つと感じたのが診断系のツール。
年収査定、合格診断、自己PR発掘診断、キャリアアップ診断などがあります。
例えば、自己PR発掘診断は、いくつかの質問に答えていく事で、自分では気付かなかった強みや弱みを知ることができるはず。
正しい自己分析は、転職活動には欠かせないものです。
dodaのコンテンツは、転職活動の強い味方になるでしょう。
3.dodaを利用するメリット
dodaを利用するメリットは以下の3つです。
- 現場の仕事以外の求人もある
- 転職のトータルサポートが受けられる
- 様々な転職のイベント情報が受け取れる
メリットについても、順番にもう少し詳しく説明していきます。
メリット1.現場の仕事以外の求人もある
現場職の求人ももちろんありますが、現場職以外の求人も複数見受けられました。
例えば看護・介護事業所のマネジメントの仕事です。
マネジメント業務とは、組織がしっかりと機能するように調整や管理をしていく仕事のこと。
具体的には、下記のような業務です。
- 職場環境を改善することしていく
- 研修の計画や実施をする
- 利用者や患者またはその家族の満足度を測る
現場で働くスタッフが働きやすいように職場環境を改善していくことは離職率の低下につなげることが可能です。
そしてスタッフの看護・介護技術や知識が向上するように研修の計画や実施をすることは、事業所全体のレベルアップにつながります。
さらに定期的に利用者や患者またはその家族の満足度を測ることは、より長く安定的な経営、運営をすることに直結するはずです。
このように、現場だけでなく、運営に携わることで組織全体を見る力を養う事もできます。
看護や介護に携わりながら現場以外で働く道を考えている人は利用してみる価値アリ!です。
さらにマネジメント職は看護・介護現場の仕事よりも体力を使う場面が少ないという体力面でのメリットもあります。
それに加えて、金銭面のメリットがある仕事とも言えるでしょう。
マネジメント職は、上のポジションに就くことができれば年収の上限も上がる場合が多いです。
資金構造基本統計調査によると、介護士の平均年収は約299万円ほどでした。
しかし、dodaで筆者が確認した医療介護事業所のマネジメント職の年収例は500万~600万円です。
つまり、給与面からみても、下記のような場合はマネジメント職もおすすめできるといえます。
- 体力的にそろそろ現場を離れたい
- 現場職よりもさらに年収アップを図りたい
上記のどちらか、または両方に当てはまる場合は一度dodaの求人を検索してみてもいいかもしれません。
メリット2.転職のトータルサポートが受けられる
少し繰り返しになりますが、dodaは登録をすることで求人検索はもちろん、面接対策や履歴書の添削等も受けることができます。
転職をする際の不安を多方面から無くしてくれるサービスと言えるでしょう。
さらに、エージェントサービスもかなり充実しており、企業からのスカウトや求人の紹介なども必要に応じて受けることができます。
そのため、下記のような場合にはdodaのメリットを最大限感じることができるでしょう。
- 初めての転職で不安がある
- 履歴書の出来が心配
- ひとりで良い求人を探せない
- 面接の日程調整が不安
dodaの転職サポートをフル活用すれば、転職をスムーズ且つ確実に良い方向へ進めることができます。
メリット3.転職のイベント情報が受け取れる
オンライン、オフライン合わせるとほぼ毎週セミナーや転職フェアがあります。
オンラインイベントは履歴書添削や面接突破のための講座など転職ノウハウが中心。
一方、オフラインイベントは複数の企業が集まる転職フェア中心となっています。
もしあなたが以下に当てはまるなら、是非dodaを活用してみて下さい。
- イベントに参加して転職のノウハウを学びたい
- 直接企業の人と話せるイベントにいってみたい
履歴書添削や面接対策などのノウハウは一度受ければdodaの利用を辞めたあともあなたの知識として残るはずです。
また、転職フェアに参加して企業のひとと直接話すことで、文面だけではわからない人の雰囲気を見ることもできます。
4.dodaの気になるデメリット
dodaには3つのメリットもある一方で、当然デメリットも存在します。
筆者がdodaを利用して感じたデメリットは以下の3つ。
- 看護、介護の求人は多くない
- 介護特有の探し方ができない
- 専門性が低いこともある
順番にもう少し詳しく説明していきます。
デメリット1.看護、介護の求人は多くない
大手の転職サイトということもあり、扱っている求人数は、数ある転職サイトの中でもおそらくトップクラスです。
しかし、dodaは看護・介護に特化したサイトではありません。
そのため、看護・介護に限定すると求人数はあまり多いとは言えないでしょう。
看護と介護の求人はそれぞれ以下のようになっており、営業職(10,313件)技術職(12,772件)などと比較するとやはり少なめです。
看護 | 65件 |
介護 | 250件 |
看護・介護以外の職種と比較すると求人数の差は一目瞭然でしょう。
デメリット2.介護特有の探し方ができない
介護は、「業界での経験はあるけど資格がない」という人も居ますよね。
そのため、介護に特化した転職サイトでは「無資格可」の項目が設けられていたりします。
しかしdodaでは「業界未経験歓迎」という項目しかなく、少し求人を絞りづらい印象です。
デメリット3.専門性が低いこともある
dodaを利用する事で転職に関してのノウハウは網羅的に知ることができるでしょう。
しかし、看護・介護の専門性には特化している印象は受けませんでした。
その理由はデメリットの上記2つが根拠です。
dodaは看護・介護に限っては求人数もそれほど多くなく、求人検索の項目においても多少の探しづらさをおぼえる仕様でした。
そのため、看護・介護業界での転職を考えているなら、dodaに登録して履歴書添削等の様々なサービスを受けながら別のサイトでの求人検索をするという使い方をするといいかもしれません。
dodaを活用しながら、dodaのデメリットを補えるサイトを使うのがおすすめです。
5.dodaはこんな人におすすめ
dodaは転職のトータルサポートを受けたい人におすすめです。
求人を探すだけでなく転職に必要な知識やノウハウを学べるサポートがとても充実しています。
具体的には下記のようなサポートを受けることが可能です。
- 履歴書の添削
- 面接対策
- 自己PRの発掘
- 年収の査定
上記以外にも複数の講座や自己診断ツールがあります。
そのため、「転職力」を付けたい場合は一度登録してみるのがおすすめです。
転職に際して以下のような希望がある場合はdodaの活用をおすすめします。
- 受かる履歴書の書き方を知りたい
- 面接対策をしっかり行いたい
多角的にサポートを受け、不安な気持ちを解消しながら転職活動を進めましょう。
6.dodaで求人を探して就職・転職するまでの流れ
dodaを利用して転職を完了させるまでの流れは下記の6ステップです。
- dodaに登録
- キャリアアドバイザーと電話
- 求人紹介
- 応募・面接
- 合否通知
- 内定
シンプルな流れで転職を完了させられることがわかります。
それぞれもう少し詳しくみていきましょう。
流れ1.dodaに登録
名前や電話番号など必要事項を記入して登録を完了するとdodaから連絡が来ます。
登録するときにある程度、職歴や経歴を入力しますが、「より詳しい話をしましょう。」という連絡です。
応じなくても登録や利用は可能。
しかし下記の場合は、より良いサービスを受けるために一度電話をして詳しい話をした方がいいかと思います。
- 面接対策や履歴書添削などのサービスを受けたい場合
- エージェントサービスを受けたい場合
ぜひ参考にしてみてください。
流れ2.キャリアアドバイザーと電話
電話では、細かな職務経歴や「今までこういう経験をしてきたから次は、こういうところに転職したい」など文字だけでは分かりづらいあなたの希望を話しましょう。
人に話すことで例えば、求人の条件の優先順位など自分でも気づかなかった気持ちに気づくことができます。
流れ3.求人紹介
どういう求人を求めているかが明確になったあとはdodaから求人の紹介を受けます。
キャリアアドバイザーと話さず自分で求人を探して応募するというのももちろん可能です。
しかし非公開求人も多くあるのでキャリアアドバイザーから直接紹介を受けるとまた違った求人に巡り会えるかもしれません。
流れ4.応募、面接
気になる求人があったら応募します。
dodaに登録した履歴書を企業が見て、書類選考が通れば面接に進むことが可能です。
ちなみに、面接確約オファーから応募すれば面接に行くことが確定しているので転職のステップを減らすことができます。
dodaには面接突破に向けた講座も用意されているため、必要に応じて活用していきましょう。
流れ5.合否通知
面接を受けて大体一週間程度で合否の連絡が来ます。
合否連絡の期間は企業によって多少前後するので焦らず待ちましょう。
流れ6.内定
内定を貰ったら転職完了です。
あとは今の職場との調整などを行いましょう。
登録〜転職完了まで料金は一切かかりません。
安心して利用できます。
7.dodaに用意されている便利機能
dodaで一番便利なのはやはりオファー機能です。
企業担当者からのオファーだけでなく、キャリアアドバイザーからオファーの連絡を受けられる事もあります。
企業担当者からのオファーは「ぜひウチの会社の面接を受けませんか?」というものです。
オファーによっては、最終面接のみでOKなどというような、すこし優遇されたオファーもあります。
キャリアアドバイザーからのオファーは「あなたの経歴だとこの企業の合格率が高そうです。どうですか?」というもの。
履歴書や職務経歴書をしっかり作り込んで利用すれば、転職活動がスムーズに進めることができるでしょう。
8.dodaが提供するその他のサービス
dodaが提供するその他のサービスとして以下の2つのサービスがあります。
- dodaチャレンジ
- dodaキャンパス
dodaは既卒、すでに社会人経験をある程度積んでいる人が主なサービス対象です。
dodaチャレンジとdodaキャンパスは各々サービス対象が異なります。
それぞれのサービスについてもう少し詳しく見ていきましょう。
サービス1.dodaチャレンジ
障がい者の就職・転職サポートサービスです。
キャリアカウンセリングに関する資格を持ったキャリアアドバイザーがヒヤリングを担当してくれます。
そうすることで、ヒヤリングから求人の提案、面接対策、履歴書添削に至るまでサポートしてもらえるわけです。
また、年収500万以上のハイキャリア向けの転職支援もあります。
幅広い障がいに対応した、様々な求人の提案が可能なサービスです。
サービス2.dodaキャンパス
学生向けの逆求人・オファー型就活支援サイトです。
dodaキャンパスは学年関係なく現役大学生が登録できるサービスですが、主に大学3年生が対象となります。
インターンや採用に向けたイベントの誘い、採用のアプローチを企業から受けられるサービスです。
転職ノウハウを学んだり自己発見、自己成長の機会の提供とサポートを受けることもできます。
サービスを利用して上記のようなサポートを受けながらプロフィールを作り込み、企業からのオファーを待つカタチです。
企業から興味を持ってもらうことができれば、採用までのハードルを下げることができます。
そしてより良い会社に就職するチャンスを増やすことができるでしょう。
まとめ
今回の記事では大手転職サイトdodaについて解説しました。
dodaは大手の転職情報サイトです。
全体の求人数は多いですが、看護・介護に絞るとそこまで求人数は多くありません。
とはいえ、大手の転職サイトなので転職のサポート体制は万全です。
求人の検索だけでなく下記のようなサービスを受けることも可能。
- 面接対策
- 履歴書添削
- 年収査定
- 自己PR発掘診断
看護や介護の仕事で転職を考えている人でも活用できるコンテンツが豊富に用意されています。
求人が少ないなら他の転職サイトで求人を探そうかなという場合でも登録だけしておいて、これらのコンテンツを活用するというのもokです。
特に、履歴書や面接対策など「転職力」に不安のあるひとは一度利用してみるとより良い転職活動の一助になり得るかもしれません。
看護・介護の求人が豊富な転職サイトを使って求人を探しながら、dodaでは転職ノウハウなどを学んでいくという使い方がおすすめです。