「看護師の仕事って楽しいの?」
「看護師は辛いって聞いたけどやりがいはある?」
看護師の仕事はキツイと言われているので、本当にやりがいや楽しさがあるか不安に思う人も少なくありません。
しかし、看護師の仕事が楽しいと思える瞬間はたくさんあり、多くの看護師が仕事にやりがいを感じています。
この記事では、現場の看護師が感じている楽しさややりがいを解説します。
楽しい職場選びのコツも紹介するので、看護師の仕事を前向きに捉えるきっかけにしましょう。
目次
1.看護師の仕事が楽しい!と感じる瞬間3選

看護師の仕事は辛い点にスポットライトが当たりがちですが、楽しいと感じる瞬間も多いものです。
看護師の中には、「辛いことも多いけれど、やりがいはとても大きい」と考えている人もたくさんいます。
仕事の楽しさにも目を向けて、看護師を目指すべきか考えてみましょう。
看護師の仕事を楽しいと感じる瞬間は、以下の通りです。
- 患者さんや家族に直接感謝された瞬間
- 元気になった患者さんを見た瞬間
- 信頼できる仲間と仕事をする瞬間
看護師のやりがいを知って、仕事の楽しさを確認しましょう。
(1)患者さんや家族に直接感謝された瞬間
患者さんのケアをすれば、患者さんやその家族から直接感謝されます。
直接「ありがとう」と言ってもらうことで、看護師になってよかったと感じ仕事への意欲が高まることは多いです。
命を預かる仕事だからこそ、患者さんやその家族からされる感謝には重みがあります。
看護師の仕事は辛いときもありますが、誰かの役に立っている実感を得られれば頑張れるでしょう。
(2)元気になった患者さんを見た瞬間
自分が頑張ってケアをした結果、元気になった患者さんを見た時にやりがいを感じる看護師は多いです。
看護師は人の役に立つ仕事ですが、業務に追われるあまりその実感を感じられないこともあります。
しかし、元気になり、退院した患者さんを見た時は「自分のやっていることに意味があったんだ」と思い、やりがいを感じられるはずです。
たくさんの人を助ける仕事が好きなら、元気な患者さんを見ることが大きな喜びにつながるでしょう。
(3)信頼できる仲間と仕事をする瞬間
信頼できる看護師の仲間と仕事をする中でも、やりがいを感じることはできます。
看護師の仕事のほとんどは、チームワークが必須です。
看護師と協力し、患者さんを助けることでやりがいや同僚との絆を感じる人は多いでしょう。
同僚との関係は、長く仕事をする中で深まっていくものです。
長い期間働く中で同僚との確かな絆を実感し、「この職場に来てよかった」と思う機会はたくさんあるでしょう。
以上が、看護師が楽しいと感じる瞬間でした。
様々な人の命と心を救う看護師は、世の中に必要不可欠な存在です。
自分のやっていることに意味を感じたとき、「仕事が楽しい」と思う看護師は多いでしょう。
しかし、看護師の仕事には辛いこともあります。
次は、参考として看護師の仕事の辛い点も紹介するので、ぜひ読んでみてください。
2.看護師は楽しいだけでなく辛いことも…
看護師の仕事には楽しい場面も多いですが、辛いこともあります。
やりがいを感じながらも、仕事がどうしても辛くストレスを溜めてしまう看護師は非常に多いと言えるでしょう。
看護師の仕事の辛いポイントは、以下の通りです。
- 夜勤で生活リズムが崩れる
- 患者さんから文句を言われることもある
- 人間関係がギスギスしている
- なかなか仕事が覚えられない
- 仕事の責任が重くストレスが溜まる
- 連休を取りにくい
- 患者さんを最優先にしなければいけない
命を預かる責任を常に感じながら働く看護師は、精神的に疲労しやすいです。
また、立ち仕事が多く院内を駆け回らなければいけないので、身体への負荷も大きいでしょう。
自分なりのストレス解消法を見つけて、なるべく楽しく働くようにしましょう。
次は、看護師が楽しく働くためには職場選びが重要な理由を解説します。
看護師の仕事の楽しさを実感できる環境で明るく働きましょう。
3.楽しく働くには職場選びが大切!

看護師が楽しく働けるかは、職場の環境によるところが大きいです。
看護師の基本的な仕事は病気の患者さんのケアであり、職場に関わらず人を助けるやりがいは感じることができます。
しかし、いくら患者さんから感謝をされても、いじめがあたったり、残業が多く休めなかったりする職場ではストレスが溜まるでしょう。
また、給料が低い職場は、「自分の仕事がしっかり評価されていない」という不満につながりやすいです。
看護師として明るく前向きに働くためには、環境の整った職場を選ぶ必要があるでしょう。
次は、楽しい職場を選ぶための具体的なポイントを解説します。
看護師としてのやりがいを最大限感じながら働くために、ぜひ読んでみてください。
4.楽しい職場を選ぶための重要なポイントとは?

看護師の仕事が楽しいかどうかは、職場選びで変わります。
せっかく働くなら、前向きに楽しく過ごせる職場で経験を積みたいと考える看護師は多いでしょう。
そこでここからは、楽しい職場を選ぶためのポイントを解説します。
- 職員が明るく前向きに働いている
- 衛生管理がしっかりしている
- 職場にいじめや嫌がらせがない
- 近い年代のスタッフが多い
- ライフスタイルに合った働き方ができる
やりがいを感じながら働くため、ぜひ参考にしてください。
ポイント1.職員が明るく前向きに働いている
看護師を含め、勤める職員が明るく前向きに働く職場は環境が良いと言えます。
疲れた顔をしている看護師が多い職場には、長時間残業やパワハラがあるのかもしれません。
直感的な判断にはなりますが、院内が明るく、職員にも患者にも笑顔が多い職場を選ぶのがおすすめです。
職場の見学に行く際は、ここで自分が働きたいと思えるか考えてみましょう。
ポイント2.衛生管理がしっかりしている
現場の衛生管理がしっかりしている職場は、職員に対する教育がしっかりしていると考えられます。
看護師の職場の中には、忙しさのあまり新人を十分に教育せず現場に出すところも少なくありません。
しかし、教育が不十分な職場では仕事が覚えにくく、医療事故や将来への不安からストレスに溜まる可能性が高いです。
そのため、器具の管理や消毒の方法を確認し、細かなところにまで指導が行き届いているか確認してください。
ポイント3.職場にいじめや嫌がらせがない
職場の人間関係が良く、いじめや嫌がらせがないことも楽しく働くために必要です。
上司や先輩が部下をいじめたり、嫌がらせをするような職場では明るく働けません。
お互いを尊重しあえる看護師の多い職場で働くことが、やりがいの実感につながります。
しかし、職場の人間関係は事前に確認しにくいポイントです。
そのため、職場の事情に詳しい就職・転職エージェントに相談して、人間関係を調査してもらいましょう。
ポイント4.近い年代のスタッフが多い
コミュニケーションに不安がある場合、近い世代の看護師が多い職場の方が居心地が良くなるでしょう。
同じくらいの経験を持つ看護師同士の方が、自分の意見も伝えやすくなります。
また、話が合う同年代ならチームとしての団結力も強くなるので「色んな世代の人と話すのが苦手」という人は、職員の年齢を調べてみましょう。
ただし、ほとんど新人と言える若い看護師しかいないところは、長く勤務する人がいないブラック病院の可能性があります。
経験が少ないうちは教育制度がしっかりしており、頼れる先輩がたくさんいる職場の方が良いでしょう。
ポイント5.ライフスタイルに合った働き方ができる
自分のライフスタイルに合った働き方ができる職場なら、仕事のストレスが溜まりにくいです。
どれだけ楽しい職場でも、自分の希望に合わない働き方では苦しい思いをすることもあります。
家事や育児、介護などプライベートの事情がある場合、忙しくない職場や、柔軟に出勤時間を決められる職場を選ぶなど工夫が必要でしょう。
希望する働き方が決まっている場合には、求人サイトを確認して条件に合う職場を絞っておくのがおすすめです。
希望の条件を書き出し、自分らしく楽しく働ける職場を選びましょう。
まとめ
看護師は辛い仕事と言われることが多いものの、仕事が楽しいと感じている看護師も多いです。
新人の頃は仕事が覚えられず辛いときも多いですが、患者さんから感謝をされることがやりがいにつながります。
もし、看護師として働くのが不安な場合、現役で頑張っている先輩にやりがいを聞いてみるのがおすすめです。
実際に働いている看護師の人に話を聞けば、看護師の仕事を前向きに捉えることができるようになるでしょう。