介護師

介護士としてデイサービスで働こう!業務内容や給料、やりがいを解説

デイサービスで働きたいとお考えですね。

とはいえ、仕事内容や、働き方がよく分からないことに不安を感じてはいませんか

ご安心ください。

デイサービスの仕事は、とてもやりがいと、笑顔があふれる素敵なお仕事です。

この記事では仕事の内容や、やりがいを詳しく知って頂いて、あなたがデイサービスで働いているイメージを描いて欲しいと思っています。

そして、「デイサービスの仕事をしてみたい」と思った人に向けて、おすすめの求人サイトを3つご紹介します。

あなたにぴったりな職場がきっと見つかるはずです。

やりがいと、笑顔があふれるデイサービスの仕事を通して、より充実したライフスタイルを見つけてくださいね。

目次

1.デイサービスで介護士として働く魅力・メリット3つ

介護士としてデイサービスで働くメリット

デイサービスの仕事には様々な魅力があります。

なかでも、多くの人が魅力として感じているのが以下の3つです。

  • 日勤のみで時間の自由がききやすい
  • 介護度が低い人が多く重労働が少ない
  • レクリエーションやリハビリなど工夫するやりがいがある

一つずつ紹介します。

メリット1.日勤のみなら時間の自由がききやすい

デイサービスの仕事は、日勤のみなら時間の自由が効きやすい職場と言えます。

働く時間がシフト制で毎日決まっており、ライフスタイルが安定しやすくなるからです。

加えて、他の介護施設と比べ、土日祝日が休みのケースが多いため、仕事と休みのメリハリができるでしょう。

さらに、アルバイトやパートの人が多く、シフトを変わってもらいやすいことから、平日休みの取得も可能です。

そのため、拘束時間が短いことも多く、自分の時間を増やすことができます。

そして、他の施設にみられる、不規則なシフトや、長時間労働の拘束がないため、今の介護施設でストレスを感じている人には、理想的な環境ですね。

時間の自由が効く環境の中、ストレスフリーで働くことができるのは、デイサービスならではといえます。

メリット2.介護度が低い人が多く重労働が少ない

デイサービスの仕事は、重労働が少ない点もメリットです。

この件については、厚生労働省が平成29年介護サービス施設・事業所調査の概況という調査を行いました。

その結果、デイサービスを利用する半数以上の人が要介護2以下で介護度が低いことがわかっています。

ですから、他の施設に比べて、身体介護をする場面が少なく、肉体的負担が小さいです。

デイサービスの業務は、食事、排泄の介助など日常の介助がメインで、利用者とのコミュニケーションに重きがおかれています。

肉体的不安が小さいので、介護施設で働くことが初めてという初心者にもおすすめの仕事です。

メリット3.レクリエーションや予防介護など工夫するやりがいがある

予防介護やレクリエーションなどに注力できるというのもメリットの一つです。

介護度が低い利用者が多いので、「治療」よりも「予防を通して、日常生活の質を上げる」という側面に注力することができます

例えば、以下のようなレクリエーション内容で身体機能の向上を目指すといった内容です。

  • 四肢を動かす風船バレーやラジオ体操
  • 頭の体操を行うクイズや脳トレ
  • 声を出して楽しむ表情筋のトレーニング

レクリエーションを工夫することができれば、利用者に楽しんでもらいつつ、予防介護を行うことができます。

利用者に笑顔で喜んでもらいながら働くことで、他の介護施設では味わえない特別なやりがいを感じることができるでしょう。

では、実際にデイサービスで働くために、どうすればいいか?なにが必要か?という事を詳しく次の章でお話しします。

2.デイサービスの介護士になるにはどうすればいい?

ここまで、デイサービスで働く魅力をお伝えしました。

介護士として、デイサービスで働くことはメリットも多く、やりがいが大きいです。

しかし、デイサービスで働く上で、下記のような疑問を持たれたのではないでしょうか。

  • 資格は何が必要?
  • どこで求人を探せばいい?
  • 就職するまでに何を勉強しておけばいい?

ここでは、あなたが抱いた疑問を一つずつ解消します。

ぜひ疑問を解消して、デイサービスの介護士になる準備をしていきましょう。

(1)資格なしでも働ける

デイサービスでは、無資格でも制限はなく、支援制度で資格取得を目指しながら働くことができます。

仕事は幅広く、資格がないからといって、仕事範囲に制限があるわけではないからです。

さらに、働きながら資格取得を支援する資格支援制度を設けている施設もあります。

資格なしでも、次第にキャリアアップもできるといえるでしょう。

とはいえ、働く前に取得しておくと役立つ資格もあります。

次の項目で解説します。

(2)デイサービスで役立つ資格

デイサービスで役立つ資格を3つご紹介します。

実務はもちろんのこと、デイサービスへの就職活動にも有利に働くはずです。

雇用する側の視点に立つと、資格を取得している人を雇いたい気持ちは強いので、資格取得を目指しておくと良いでしょう。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護職員実務者研修
  • 介護福祉士

それぞれ、資格内容を簡単に表でまとめてみました。

資格名 仕事内容 実務経験
介護職員初任者研修 身体介護ができるようになる 不要
介護福祉士実務者研修 介護サービス提供責任者になれる 不要
介護福祉士 身体介護、生活援助、相談、スタッフ指導が可能になる 必要

これらの資格は、デイサービスで役立つだけではなく、介護業界全般の就職活動にも役立てることができます。

今後の可能性を広げるという意味でも、取得を目指されてはいかがでしょうか。

(3)勉強しておいた方が良いことってある?

デイサービスで働く前に、介護の基礎的な内容を勉強することをおすすめします。

前もって勉強することで、デイサービスに貢献できる度合いが大きくなりますし、活躍するための知識を身につけることができるからです。

例えば、レクリエーションや、介護保険の基礎知識を勉強しておくことをおすすめします。

レクリエーションに関しては、予防介護の視点に立って、どんな内容が効果的であるのかを考えながら、手遊びや体操などを考えていくのがです。

介護保険の基礎知識として、デイサービスで行ってはいけない仕事も事前に勉強しておきましょう。

なぜなら、行ってはいけない仕事をしてしまうと、利用者や、施設の信頼に迷惑をかけてしまいます

例えば、介護職員は医療行為ができません。

薬に関しても、服薬を見守るだけで、処方をしてはいけない、など前もって勉強しておくと、迷惑をかける可能性が減ります。

他にもデイサービスの業務内容などをしっかり理解しておくと、即戦力として働くことができます。

業務内容については下記の頁でご紹介します。

3.デイサービスで介護士が行う業務内容

介護士がデイサービスでする業務内容

ここまでは、デイサービスで働くメリットや準備点をお伝えしてきました。

この章からは、実際にデイサービスで介護士が行う業務内容をお伝えして、より具体的にあなたが働く姿をイメージして頂ければと思います。

主な業務内容は以下の7つです。

  1. 送迎
  2. バイタルチェック
  3. 入浴介助
  4. 食事介助
  5. 排泄介助
  6. レクリエーション
  7. 記録、報告

一つずつご紹介します。

(1)送迎

送迎車で、利用者を自宅まで迎えに行く業務です。

必要に応じて、車椅子を利用して安全に移動の介助をおこないます。

送迎業務は時間との戦いです。

利用者がどこに住んでいて、どの道を通ればスムーズに利用者全員の送迎ができるかを事前に考えます。

そして、安全運転を心がけデイサービスまで利用者を送迎する大切な業務です。

(2)バイタルチェック

送迎後、ひとりずつバイタルチェックを行います

バイタルチェックは、主に血圧や脈拍、体温などの身体的な測定や、体の痛みなどがないか、などを確認することです。

送迎時に異変がなくても、送迎車の中で体調が悪くなったり、発熱してしまう利用者もいます。

発熱の場合は入浴ができないなど、その日の介助スケジュールが変化することもあるので、朝一のバイタルチェックを欠かすことはできません。

(3)入浴介助

デイサービスで一番やりがいがあるといわれる業務が入浴介助です。

利用者にも人気が高く、多くの利用者が入浴介助を希望するため、業務量が多いといえるでしょう。

シャワーチェアや簡易式手すりなどの介護福祉用具を使用して、身体を綺麗に洗体します。

長時間、室温や危険度が高い浴室の中での作業となるので、最も注意力と体力が必要な業務です。

(4)食事介助

食事介助は、スムーズな食事ができるようサポートする業務です。

「今から食事ですよ」と事前の声かけを行うことはもちろん、「今日は大好物のカレーですよ」といった声かけで食欲を刺激して介助を行うこともあります。

また、利用者の意識がはっきりしないまま、食事を進めてしまうとトラブルになりかねないので、意識がはっきりしているかの声かけも大切です。

食事のサポートが目的なので、礼儀作法に厳しくしすぎるなど、過度なストレスを与えないサポートを行うようにします。

(5)排泄介助

利用者へ決まった時間に声かけを行い、トイレへの誘導と排泄の介助を行います

生活機能の向上を目指し、自力で排泄ができるように介助の度合いを調節して、自信を持ってらうことが大切です。

場合によって、おむつや、携帯トイレなでを用意して、プライバシーは最大限配慮するように介助を行います。

(6)レクリエーション

レクリエーションは心身機能の向上や、介護予防、そしてメンタルケアの観点でもとても大切な業務です。

専門とする「レクリエーション介護士」という資格がある程、重要な業務として着目されています。

レクリエーションを楽しみにする利用者も少なくなく、デイサービスで重要な業務のひとつといえますね。

(7)記録、報告

1日の利用者の様子を連絡帳に記録します。

連絡帳は、デイサービスの職員と、利用者家族を繋ぐ大切な方法です。

体調がよかったのか、悪かったのかなどの定性的な情報や、排泄や昼食、おやつの回数など定量的データも記録します。

些細な変化も記入して、利用者家族に情報を伝える大切な業務です。

では、次の章で、これらの業務内容を踏まえ、デイサービスの1日のスケジュールを見ていきましょう。

4.デイサービスで介護士が過ごす1日の流れ

ここまではデイサービスの業務を詳しくお伝えしました。

この章では、1日の流れをよりイメージしやすいように、表を用いてお伝えします。

「仕事の流れを知らなかった…」と入所してから後悔しないように、しっかりお読みくださいね。

時間 業務
8:30 お迎え
9:00 バイタルチェック
10:00~11:00 入浴介助、排泄介助
12:00~13:00 食事介助(入れ替わりで職員の休憩)
14:00 レクリエーション
15:00 お茶、おやつ介助
16:00 帰宅準備、お見送り
17:00 記録、連絡

基本的な仕事の流れは、日々変わらず安定しています。

身体介助の時間が少なく、利用者とのコミュニケーションに充てる時間が多いことがわかりますね。

では、このような1日を過ごすデイサービスで、給料がどれだけ貰えるのかを次の章でお伝えします。

5.デイサービスで働く介護士の給料目安

デイサービスで働く介護士の給料

ここまで仕事の流れをお伝えしましたが、デイサービスで介護士の給料がどれだけもらえるのか気になりますよね。

この章では、他の介護施設と比べたデイサービスの給料の目安をお伝えします。

給与の条件が他の施設と比べて良いのか、などしっかり比較検討してくださいね。

厚生労働省の、平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果を参考に、介護士が働く施設によってどれだけ給与が変わるかを比較しました。

デイサービスがちょうど中間地点の給与であることがお分かりいただけるはずです。

デイサービス(通所介護) 23.2万円
介護老人保健施設 28.9万円
介護老人福祉施設 28.5万円
グループホーム 22.8万円

デイサービスは比較的、時間や休みの融通が効く上で、規則的な生活を送ることができる点を重視する人には好条件な職場と言えますね。

では次の章で、デイサービスで働くと得られるやりがいや、成長できるポイントを具体的にお伝えしていきます。

6.デイサービスで働く上で大変なこと・やりがい

ここまで給料をお伝えした上で、デイサービスで働く上で大変なことや、やりがいをお伝えします。

お伝えする下記の3点はどれも大変ですが、やりがいにつながります。

やりがいを感じられると、日々ワクワク働くことができますね。

  1. 限られた時間で業務をこなさなければならない
  2. 利用者の数が多く名前や特徴を覚えるのに時間がかかる
  3. 身体的介護の技術が身につきにくい

それでは一つずつお伝えします。

(1)限られた時間で業務をこなさなければならない

デイサービスは勤務時間が短いため、限られた時間で業務をこなさなければなりません

なぜなら、基本的には、日勤の8時〜17時と営業時間が限られているからです。

その限られた時間のなかで、複数の利用者のケアや、介助、事務作業といろいろな仕事を同時に行う必要があります。

仕事がたくさんある場合でも、落ち着いて仕事を処理する能力が、デイサービスの仕事では求められるわけです。

そして、デイサービスはサービス業に分類されています。

多忙な面を、決して利用者に感じさせない、振る舞いが求められるため、対応力の高さを必要とされるでしょう。

とはいえ、この環境で、仕事を続けることで複数の業務を同時に対応する力が向上します。

この力は、デイサービスをはじめ、どんな仕事にも転用できるスキルです。

大変ですが、やりがいを感じることができるでしょう。

(2)利用者の数が多く名前や特徴を覚えるのに時間がかかる

デイサービスは利用者が多く、名前や特徴を覚えることに時間がかかることが大変な部分となります。

なぜなら、デイサービスは毎日同じ人が来るわけではなく、利用者の増減が起きたり、顔ぶれが変わるからです。

さらに、その利用者それぞれで介護度や、特徴が異なることを理解して、対応しなければなりません

特に、初めてのデイサービスの場合は、覚えることの多さに慣れるまで大変と感じるときもあるでしょう。

しかし、利用者の数が多いということは、それだけ頼りにされ、感謝される数も多いということです。

どんな仕事でも、「頼りにされる感覚」は嬉しいものですよね。

デイサービスの仕事は大変な分、そんな嬉しさが多く秘められているとも言えます。

(3)身体的介護の技術が身につきにくい

身体介護の技術が身につきにくいことが、デメリットです。

なぜなら、介護度が低い人が利用者に多いため、身体介護をする機会が少ないからです。

身体介護を行い、介護技術を延ばしたいと考えている人にとってはデメリットと感じられます。

しかし、利用者一人に対する身体介護が少ない分、複数人と同時に意思疎通する機会が多いです。

そのため、自然とコミュニケーション能力は高まります。

コミュニケーション能力が高まると、利用者にも喜んで貰えるのでどんどん仕事のやりがいが、大きくなりそうですね。

以上のことを踏まえ、次の章でどんな人がデイサービスに向いているのか、ということをお伝えします。

7.こんな人にはデイサービスがおすすめ

ここまでデイサービスのやりがいをお伝えしましたが、合わせてデイサービスに向いている人の特徴を3つご紹介します。

これらの特徴に当てはまる方は、ぜひデイサービスの仕事に挑戦してみてください。

  1. 給料が多少低くても、夜勤や重労働が少ない方が良い
  2. 身体的介護よりコミュニケーションが好き
  3. 複数のことを同時にこなすことが得意

給料は他の介護施設と比べ、低い水準にありますが、拘束時間が短く、自分の時間を大切にしたい人にはデイサービスの職業が向いているといえます。

また、コミュニケーションが好きな人も、デイサービスに向いているといえるでしょう。

なぜなら、接する利用者の数と、仕事の数が多いためコミュニケーションを行う機会が多いからです。

複数人の利用者を同時に介助する機会もあるため、同時にものごとをこなすことが得意な人はぜひ、デイサービスの仕事に取り組むことをおすすめします。

デイサービスは仕事内容を通して、大きく成長することができる職業です。

ぜひ、向いている人の条件にあてはまった人は、デイサービスの仕事を挑戦してみましょう。

デイサービスの介護士に向いていない人

デイサービスの仕事に向いている人をお伝えしましたが、反対に、デイサービスの介護士に向いていない人の特徴を3つお伝えします。

当てはまる場合は、デイサービスに固執せず、ほかの介護施設も比較検討することが良いでしょう。

  1. 身体的介護を身につけたい
  2. コミュニケーションが苦手
  3. 一人ひとり向き合いながら介護がしたい

身体介護を身につけたい人は、デイサービスの仕事に向いていません

身体介護を行う数が他の介護施設に比べて少ないからです。

身体介護の技術を身につけたい人は、介護度が高い利用者があつまる、老人保健施設や、病院で働かれることをおすすめします。

また、コミュニケーションが苦手な人もおすすめできません。

一人当たりの利用者数が他の施設よりも多い傾向があるので、コミュニケーションに苦手意識がある人や、一人ひとりに向き合いながら介護したい人はデイサービスではなく、他の介護施設をおすすめします。

もし、「デイサービスに向かないな。」と感じた場合は、無理な職業選択をする必要はありません。

今感じている感情のまま、仕事をしてしまうと、きっと利用者もあなたも不幸になってしまいます。

ぜひ、理想と現実を考慮した職業選択を行ってくださいね。

それでは、実際に次の章でデイサービスの求人を選ぶ基準を3つご紹介します。

8.デイサービスの求人を選ぶ3つの基準

介護士としてデイサービスを選ぶ基準

ここまでの内容で、デイサービスで働く意思は強くなってきたのではないでしょうか。

この章では、デイサービスの求人を選ぶ3つの基準をお伝えします。

  1. 何に特化した施設なのか?
  2. 手当の有無を確認する
  3. 休日数を確認する

一つずつ紹介しますね。

基準1.何に特化した施設なのか?

何に特化した施設なのかを確認しましょう。

なぜなら、あなたが思うデイサービスと実際の施設のギャップが生じて、職業選択が失敗する可能性があるからです。

リハビリ特化型のデイサービスと、通常のデイサービスの違いの例で解説します。

リハビリ特化型のデイサービスでは、入浴や食事の必要のない利用者が多く、機能訓練を求めて入所する人が多いことが特徴

一人あたりの利用者と接する時間は短いです。

「利用者とより密に接したい」と考えている人が働いてしまうと、ギャップが生まれてしまいます。

このようなギャップが生じないように、何に特化しているデイサービスなのかを入所前に確認する様にしましょう。

基準2.手当の有無を確認する

手当の有無は、収入に関わるため必ず確認してください。

手当の額や、種類はデイサービスによって異なるので、前もって把握することがギャップを生じさせないために大切です。

主な手当は下記の4つがあげられます。

  • 残業手当
  • 資格手当
  • 住居手当
  • 職務手当

残業、住居手当はもちろんのこと、取得している資格に応じて、手当が変わるのかの確認を行いましょう。

さらに、今後役職が上がり、職務手当がつくのかなどは、事前に把握しておかないと、トラブルにつながる可能性があります。

手当の内容に納得した状態で、デイサービス探しをおこないましょう。

基準3.休日数を確認する

休日数や、勤務時間を確認することをおすすめします。

デイサービスは他の介護施設に比べ、休日が多い傾向がありますが、休日数が法定休日に満たされているかをしっかり確認するようにしましょう。

働き始めたあとに、「仕事に追われて自分の時間が取れない…」という状態になってしまうと、また職場選びをする可能性があります。

職場探しを何度も行うことは、負担がかかりますよね。

ギャップが入所後に起きないように、休日数や、勤務時間の比較検討はしっかり行うようにしてみてください。

9.デイサービスの求人が見つかるサイト3選

ここまででデイサービスの求人探しの基準をお伝えしました。

では実際に、デイサービスの求人がよく見つかるサイトを3つお伝えします。

どのサイトも求人数が多く、あなたに最適な求人がきっと見つかるはずです。

  1. きらケア
  2. かいご畑
  3. マイナビ介護

それでは、一つずつご紹介します。

サイト1.きらケア

きらケアは派遣に特化した介護の求人サイトです。

求人数としては、23,000件存在します。

「まずは派遣社員として、デイサービスで働きたい」と考えている人にはおすすめのサイトといえるでしょう。

反対に、正社員求人は、他の求人サイトに比べ求人数は少ないです。

そのため、正社員ではなく、派遣として期限を決めて働きたい、と考えている人はきらケアで求人を探してみましょう。

また、まずは派遣で、いずれは正社員にキャリアアップしたい、という計画派の人にも是非探して欲しい求人サイトです。

会社名 レバレジーズメディカルケア株式会社
住所 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号
対応エリア 全国
TEL 0120-295-888
公式サイト https://job.kiracare.jp/
利用手数料 無料

サイト2.かいご畑

かいご畑は、介護職に特化した転職専門の求人サイトです。

デイサービスの求人数は、1,200件あります

かいご畑の特徴は、「キャリアアップ応援制度」という、資格取得支援制度があることです。

この制度では、働きながら無料で資格取得を応援する制度です。

たとえば、介護資格の「実務者研修」では、資格を取得するにはおよそ10万円程度必要です。

しかし、「キャリアアップ応援制度」を活用すると、働きながら、無料で特別講座を受けることができます

無資格の人でも、かいご畑の制度を使用して、キャリアアップを目指すことが可能ですね。

会社名 株式会社ニッソーネット
住所 大阪市北区芝田1-4-14 芝田町ビル2F
対応エリア 全国
TEL 0120-921-871
公式サイト https://kaigobatake.jp/
利用手数料 無料

サイト3.マイナビ介護

マイナビ介護は大手求人サイトのマイナビが運営する、介護に特化した専門サイトです。

デイサービスの求人数は、7,500件あります

専任のキャリアアドバイザーが、採用までのサポート全般を行ってくれることが特徴です。

このキャリアアドバイザーが、面接の日程調整、給料交渉の代行を行ってくれます

「現職が忙しく、転職先を見つける時間がない」という人にうってつけの求人サイトです。

会社名 株式会社 マイナビ
住所 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号
対応エリア 全国
TEL 03-6267-4000
公式サイト https://kaigoshoku.mynavi.jp/
利用手数料 無料

まとめ

介護士としての働き方は多種多様ですが、自分にあった職場選びをすることが最も大切です。

デイサービスで働くと、仕事と生活のメリハリが取りやすく、自分の時間を大切にすることができます。

また、数多くの利用者と接することができるので、介護士として活躍する機会が多くあることも介護士としてのやりがいを再確認してくれるでしょう。

ぜひ、デイサービスを魅力に感じて頂いたのであれば、転職に挑戦してみてください。

お伝えした求人サイトをしっかり駆使して、後悔のないデイサービスを見つけてくださいね。