看護師

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格を解説!

中卒 介護 就職

介護業界に就職するのに学歴は関係ありませんが、

中卒でも介護業界に就職できる?
中卒でも介護福祉士の資格が取れる?

といった疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

結論、中卒で介護業界へ就職できますし、介護福祉士の資格を取得することも可能です。

本記事では、

  • 中卒の求人はあるの?
  • 介護業界に学歴不問の求人が多い理由
  • 学歴不問で取得できる資格
  • 中卒から介護福祉士になるためのキャリアプラン
  • 中卒から介護業界で働く人の実際

これらについて見ていきます。

この記事を読んでぜひ介護業界の就職のお役に立ててください。

中卒の求人はあるの?

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格
介護業界は学歴は関係ないと聞きますが、実際の求人はどうなのでしょうか。

学歴不問で年齢不問の求人はある

Indeedなどの求人サイトで検索すると、介護職は学歴不問・年齢不問の求人が多くあります。

求人例①

学歴・ブランク不問
・職種・業種・社会人未経験、第二新卒、歓迎!
未経験の方でも安心!人柄を重視!
未経験者、フリーター歓迎
介護施設での業務に興味がある方
どんな方でもまずお問い合わせください!

引用:
indeed

この施設は、資格取得費用は全額負担という条件を明記している求人でした。

求人例②

【このような方も歓迎します】
介護業界未経験の方・まだ資格をお持ちでない方
コロナの影響で就職活動が難航している方
手に職をつけたい方

【完全未経験でも異業種からの転職でも大歓迎です!】
無資格OK

引用:
indeed

こちらの施設も未経験無資格OKを明記してあります。

求人例③

未経験の方も、わからないことは何でも聞けますので、
安心してスタートしていただける環境です。

【研修制度】
社内研修年2回開催 随時、研修会への参加
毎月ケア会議の実施と勉強会
元介護福祉士養成校教員2名による資格取得向けての指導あり

引用:indeed

未経験・無資格OKで、研修制度が充実していると資格取得のサポート体制も安心です。

正社員の求人はある?

正社員の求人はあります

求人を見ていくと、介護職は様々な働き方があります。
パート、アルバイト、準社員、派遣社員、契約社員、正社員が主な働き方です。

自分の働ける時間に合わせて無理のない働き方を選ぶと良いです。

介護業界に学歴不問の求人が多い理由

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格
介護業界の求人を見ていると、学歴不問・年齢不問の求人が多いことがわかります。

理由は3つあります。

  • 人手不足だから
  • 今後さらに人手不足になるから
  • 学歴は現場では関係ないから

詳しく見ていきましょう。

人手不足だから

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格

引用:厚生労働省「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」

2019年度の介護職員数211万人を基準に、2024年度にはプラス22万人の介護職員が必要と言われています。
これを補うために介護職員を毎年6万人増やす必要があります。現在(2021年度)の結果は出てはいませんがかなり厳しい数字であり、現状介護職員は不足しているといって間違いないと考えられます。

さらに人手不足になるから

2040年度までに必要な介護職員数は右肩上がりで増加するため、さらなる人手不足が予測できます。

学歴は現場では関係ないから

介護の現場で働く方のツイートなど見ても、学歴は関係ありません
学歴よりもコミュニケーション能力であったり、配慮ができたりといった能力が大切です。

学歴不問で取得できる資格

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格
主な資格を紹介します。

介護職員初任者研修

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格
介護の仕事に携わる場合に多くの人が最初に受講する資格です。

介護職員初任者研修は、介護に携わる者が、業務を遂行する上で最低限の知識・技術とそれを実践する際の考え方のプロセスを身につけ、基本的な介護業務を行うことができるようにすることを目的として行われるものである。

  • 誰でも受講可能
  • スクールに通い130時間のカリキュラムを受講
  • 筆記試験に合格すると取得

内容は?

1.職務の理解 6時間
2.介護における尊厳の保持・自立支援 9時間
3.介護の基本 6時間
4.介護・福祉サービスの理解と医療との連携 9時間
5.介護におけるコミュニケーション技術 6時間
6.老化の理解 6時間
7.認知症の理解 6時間
8.障害の理解 3時間
9.こころとからだのしくみと生活支援技術 75時間
10.振り返り 4時間
合 計 130時間

引用:厚生労働省「介護員養成研修の取扱細則について

厚生労働省が科目と時間について決めているため、上記の内容に沿って学習を進めます。

金額は?

スクールにより異なりますが、5万円〜10万円程度です。

期間は?

ニチイの場合は4ヶ月程度、最短で1.5ヶ月程度です。
受講日は本人の都合に合わせて決めるスクールが多いため、本人次第といえるでしょう。

受講した人の感想

介護の仕事のためはもちろんですが「大学のカリキュラムに加えた方がいいのでは?」といった感想もありましたので、かなり実になる学びです。

介護福祉士実務者研修

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格

介護職員初任者研修の上位に位置付けられた資格ですが、受講は誰でも可能です。

  • 誰でも受講可能
  • スクールに通い450時間のカリキュラムを受講
    ※介護職員初任者研修受講済なら130時間は免除
  • 試験は無い
  • 介護福祉士の取得を目指すなら必須

内容は?

内容 時間数 初任者研修
受講済
無資格
人間の尊厳と自立 5  
社会の理解1 5  
社会の理解2 30
介護の基本1 10  
介護の基本2 20
コミュニケーション技術 20
生活支援技術1 20  
生活支援技術2 30  
介護課程1 20  
介護課程2 25
介護課程3
(スクーリング)
45
発達と老化の理解1 10
発達と老化の理解2 20
認知症の理解1 10  
認知症の理解2 20
障害の理解1 10  
障害の理解2 20
こころとからだのしくみ1 20  
こころとからだのしくみ2 60
医療的ケア 50
受講時間数 450 320 450

引用:厚生労働省「実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について

介護職員初任者研修を終了していると、いくつかの科目が免除になります。
上記の科目・時間を基本に各スクールカリキュラムが組まれています。

試験はあるの?

合格のための試験はありません。
スクールによっては実施している場合もあるようですが義務付けられていないため、基本的には全て受講が完了すれば終了となります。

金額は?

介護職員初任者研修を修了している場合と無資格の場合で受講料は異なります。

介護職員初任者研修を修了している場合

20万円近くの場合もありますが、10万円前後が多いです。

無資格の場合

10万円〜15万円程度が多いです。

スクールによって割引やスクール運営会社への就職で学費キャッシュバックなどの制度があったりしますので、スクールを決める際に確認することをおすすめします。

期間は?

標準でおよそ6ヶ月といわれています。

ニチイの場合は介護職員初任者研修を修了していれば最短で4ヶ月も可能です。
450時間の中の自宅学習の時間をいかに取れるかにより期間も変わります。

介護福祉士

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格

学歴は関係なく受験が可能ですが、いくつか条件を満たす必要があります。

介護福祉士になるメリット

  • 国家資格なので、日本のどこでも介護福祉士として就職可能
  • 高い給与が可能
  • 施設管理者など更に上を目指せる

介護福祉士は、人手不足の介護業界で必要とされており、給与面にも反映されるので、介護業界で働くならメリットの多い取得したい資格です。

受験資格

学歴不問で受験が可能です。
ただしいくつかの条件を満たす必要があります。

  • 実務経験3年以上
  • 介護福祉士実務者研修 修了

実務経験3年以上とは、具体的には
従業期間3年(1,095日)以上、かつ従事日時540日以上
ということです。

在籍期間や勤務日数というわけではないため受験のためにはあらかじめ確認が必要です。
実際に介護の業務を行なった日時でのカウントとなるため研修、出張などは仕事はしていても従時日時にはカウントできません。

受験料は?

18,380円(2021年8月時点)です。

参照:公益財団法人社会福祉振興・試験センター

合格率は?

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格
引用:厚生労働省「第33回介護福祉士国家試験合格発表」

2021年1月の試験では71.0%の合格率でした。

平成29年の試験からおおよそ70%前後で推移しています。

その他

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格
ここまでは介護業界で働くなら必ず目指したい資格について紹介してきましたが、介護業界には他にもさまざまな資格がありますのでほんの一部ですが紹介します。
仕事をする上で必要だと思った資格は取得を考えてみてもいいでしょう。

福祉用具専門相談員

利用者の状況に応じて適切な福祉用具を選ぶアドバイスをする専門資格です。
各都道府県知事指定の研修事業者が実施する「福祉用具専門相談員指定講習」(50時間)を受講します。受講後の修了評価試験(筆記)に合格すると取得できる資格です。

ちなみに介護福祉士であれば福祉用具専門相談員として仕事をすることができます。

レクリエーション介護士

高齢者に喜ばれるレクリエーションを提供する専門資格です。
2級と1級があり、2級は誰でも受験可能です。1級は2級合格者が受験可能です。

通信講座の場合は3ヶ月程学び、筆記試験・添削課題に合格すると取得できます。

中卒から介護福祉士になるためのキャリアプラン

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格

介護福祉士になるためには、3つのルートがあります。

  • 実務経験ルート
  • 養成施設ルート
  • 福祉系高校ルート

中卒で介護福祉士を目指す場合、現実的なのは実務経験ルートです。
ここでは実務経験ルートについて紹介します。

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格
引用・厚生労働省「社会福祉士・介護福祉士等

実務経験ルートで介護福祉士を受験するには、実務経験3年以上と介護福祉士実務者研修の修了が条件となります。

基本の流れ

①介護職員初任者研修を修了する
誰でも受講できます。
介護の仕事に就く前に取得して、履歴書の資格欄に記入するという方法もあります。
②介護福祉士実務者研修を修了する
誰でも受講できます。
介護福祉士を受験するために必須の資格です。
③介護福祉士受験
資格は上記の流れで1.2.を取得しながら、実務経験3年の条件を満たしたら受験可能です。

介護職員初任者研修も介護福祉士実務者研修もそれなりの学費がかかります。
しかし、学費を軽減する方法はいくつかあります。

  • 資格取得支援が手厚い職場を選び利用する
  • スクールによってはスクールの運営母体の会社に就職することで学費が返ってくる場合がある
  • スクールの割引キャンペーンなどを利用する
  • 補助金・助成金を利用する

補助金・助成金については

教育訓練給付金制度自立支援教育訓練給付金制度介護職員初任者研修資格取得支援事業

などが挙げられますので、自分が利用できるかどうか確認してみてください。

中卒から介護業界で働く人の実際

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格

中卒でも国家資格である介護福祉士を目指せるという理由で介護の仕事に就こうと考える人は多いようです。

仕事に就けたらそこからが本番です。一生懸命頑張れば、周りも協力者になってくれます。

まとめ|介護の業界は中卒でも活躍できる!

中卒OK!介護職への就職と取得できる資格
介護の業界は学歴不問、年齢不問で活躍できます。
ぜひキャリアアップをしながら働ける職場を選んで働きながら成長してくださいね。