キャリア

訪問看護師を辞めたい!辛い原因と解決法を転職のポイントを含めて解説

「訪問看護師の仕事がどうしても辛い」

「今の職場が合わないから転職したい」

訪問看護の仕事をしている看護師の中には、こうした悩みを抱えている人が少なくありません。

しかし、辛さの原因が分からないまま辞めてしまうと、自分が職場に求める条件が明確にできず転職活動が難航しやすいです。

そこでこの記事では、訪問看護師を辞めたい原因と対処法を解説します。

とにかく仕事を辞めたい、苦しい、という人はこの記事を読み、今の自分にはどんな選択がベストなのか考えてみましょう

訪問看護師からの転職は
「看護のお仕事」

1.訪問看護師を辞めたい人は少なくない!

訪問看護師を辞めたい

訪問看護師の仕事は精神的にも体力的にもきつく、辞めたいと感じる人は少なくありません。

主に訪問看護師は1人で家に行くため、全ての医療判断を任され責任が重くなってしまいます

また、どんな患者さんでも、コミュニケーションは基本1人で取らなければいけないので、気難しい人が相手だとストレスを感じるでしょう。

そして夏場や冬場、天候の悪いときは移動もハードです。

一般的な訪問看護のお仕事では、1日5件以上の訪問をすることも少なくありません。

休む暇もなく患者さんのいる家庭を行き来するうちに、肉体的に疲れてしまうこともあるでしょう。

やりがいを強く感じていても、責任が重く、体力的にもハードな訪問看護師の仕事に辛さを感じるのは自然なことです。

訪問看護の仕事がきついと感じているなら、原因を探りできる範囲で解決方法を探しましょう

そこで次は、参考として訪問看護師を辞めたくなる原因と対処法を解説します。

毎日仕事が辛い、明日仕事に行くのが苦しい、という人はぜひ読んでみてください。

2.訪問看護師を辞めたい原因と解決法を紹介!

訪問看護師を辞めたい、と感じる原因はどんなところにあるのでしょうか。

訪問看護師を辞めたいと感じている今は、むしろ仕事の環境を見直すチャンスです。

辞めたい原因を知ることで、仕事の中で改善できる点が見えてくるでしょう。

訪問看護師の仕事を辞めたくなる要因は、主に以下の4つです。

訪問看護師を辞めたくなる原因

  1. 1人で判断するのが難しい
  2. 体力的にきつい
  3. 休日夜間の対応がしんどい
  4. 人間関係で悩んでいる

自分がどんなところにストレスを感じているか分析し、改善方法がないか探ってみましょう。

原因1.1人で判断するのが難しい

1人で患者宅に行かなければいけないのは、訪問看護師の仕事の特徴です。

患者の治療に関して、基本的には1人で判断しなければいけないことも多いので、責任感から苦しさを感じる人は少なくありません。

特に訪問看護師としてのキャリアが長くない人は、処置の判断に迷うことも多くストレスを感じやすいです。

また、自分の判断がうまく行かず患者さんから不満が出たときは、どれだけ仕事に慣れていても落ち込むでしょう。

人から指示される方が働きやすい、というタイプの人は病院やクリニックへの転職がおすすめ。

原因2.体力的にきつい

訪問件数が多くなると、移動に時間を取られ体力的にも厳しくなります。

例えば、自転車で移動しているなら、悪天候や猛暑の中移動することに大きなストレスを感じるはずです。

仕事自体に不満がないなら、まずは上司に相談して訪問件数を減らしたり、訪問と訪問の間の休憩を十分取らせてもらうようにしてください。

休憩をしっかり取ることで、体力が回復し前向きな気持ちになれる人は多いでしょう。

しかし、上司に言っても職場環境が改善されないという場合、もっと条件の良い訪問看護師の求人に応募するのがおすすめです。

原因3.休日夜間の対応がしんどい

24時間看護師が常駐する訪問看護ステーションの場合、休日、夜間でもオンコールで急な呼び出しが入ることも多いです。

訪問看護の仕事にやりがいは感じていても、いつ呼び出しがあるか分からない状況では休憩ができない、と悩む人もいるでしょう。

また、家族と過ごすための休日でも、必要なら対応に行かなければいけないので、スケジュールが狂うことも少なくありません。

電話がかかってくるたび辛い、いつ電話がかかってくるか分からず不安になる、という人24時間対応ではない訪問看護ステーションに転職したほうが良いでしょう。

原因4.人間関係で悩んでいる

訪問看護に限りませんが、患者さんとの関係や職場の人との関係がうまく行かず、悩む人は少なくありません。

なるべく関わりを避ければストレスも減りますが、どうしても気の合わない人と話さなければいけいないこともあるでしょう。

人間関係で悩んでいるなら、配置替え、担当替えをしてもらい改善を図ってください。

関わる人が変われば、今抱えている悩みも良い方向に変化するはずです。

もし上司や、さらにその上の人に話しても解決しない場合、転職して環境の合う仕事を探してみましょう

以上が、訪問看護師を辞めたいと感じてしまう原因でした。

解決作を考えても、職場環境が改善されない場合、転職を検討したほうが良いでしょう。

しかし、訪問看護師を辞めて本当に転職先があるのか、不安に感じる人もいるはずです。

そこで次は、看護師の転職事情について解説していきます。

上司に相談してみたけれどうまく行かない、訪問看護の仕事自体が嫌、という人はぜひ読んでみてください。

3.訪問看護師を辞めても転職はできる!

訪問看護師を辞めたい

看護師という資格があれば、訪問看護師を辞めても転職は不可能ではありません

看護師は多くの地域で不足しているため、時間をかければ転職先が見つかる可能性は高いです。

そのため、今の仕事を辞めたら次の就職先が見つからないかも、と過剰に不安がる必要はありません。

ただし、長く働ける柔軟な人材がほしいと考え30代以降を積極的には採用しない病院もあります

また、1年目、2年目の転職では、応募先から「根気が足りない」「またすぐに辞めてしまうかも」と思われ採用してもらえない可能性もあるでしょう。

採用の確率を上げるため、できれば今の職場で3年以上は経験を積んだ状態で転職したほうが良いです。

しかし、転職活動で不利になりがちな人も、転職エージェントや転職サイトを活用し粘り強く転職活動をすれば仕事が見つかるでしょう。

本当に転職して大丈夫なのか不安なら、転職エージェントや転職サイトに登録し情報収集を始めてください

次は、本当に訪問看護師を辞めるべきかやはり迷ってしまう…という人に向けて、訪問看護師の仕事のメリットを確認していきます。

ネガティブな側面だけでなくメリットにも目を向けて、自分にとってどんな仕事がベストなのか考えましょう。

4.本当に辞めるべき?訪問看護師のメリットを復習

訪問看護の仕事を辞める決断をする前に、一度訪問看護師のメリットを復習しておきましょう。

今は「もう訪問看護の仕事をしたくない」と感じていても転職後、やっぱり訪問看護師として働いている間は良かったと感じる人も少なくありません

納得して自分のキャリアを選ぶため、訪問看護師のいいところにも目を向けましょう。

訪問看護師として働くメリットは、以下の通りです。

訪問看護師のメリット

  1. 職場を選べば夜勤がない
  2. 小児から高齢者まで多様な患者さんを担当できる
  3. 対応できる病気の幅が広い
  4. 1人ひとりの患者さんとコミュニケーションが取れる

訪問看護の仕事では自分1人で患者さんを担当するため、多様な経験を得られます。

1人ひとりの患者さんとしっかり向き合い、患者さんに合わせた治療を考えたい、という人は訪問看護の仕事が適しているでしょう。

しかし、訪問看護師としてやりがいは感じていても体力面、精神面でしんどい、という人もいるはずです。

メリットより辛さが上回る日々が続いているなら、別のキャリアも考えてみてください。

次は、訪問看護師を辞めて転職する人に向け、看護師資格を活かして活躍できる職場を解説します。

訪問看護の仕事以外でキャリアを築いていきたい、という人はぜひ転職先選びの参考にしてください。

5.どうしても訪問看護師を辞めたいなら別の場所で活躍を

訪問看護のメリットを考えてみたけれど、やっぱり訪問看護師を辞めたいという人は看護師資格を活かせる別の職場を探しましょう

ここからは、以下の通り訪問看護師以外で看護師が活躍できる場所を解説していきます。

看護師が活躍できる場所

  1. クリニック
  2. 病院
  3. 老人ホーム
  4. 民間企業

それぞれの仕事の特徴を、訪問看護師の仕事と比較しながら見ていきましょう。

場所1.クリニック

クリニックは、出勤の時間も決まっており残業も少ないので安定した働き方ができます。

働き場所も、基本的には空調の効いたクリニック内となっているので、体力的なハードさも軽減されるでしょう。

しかし、クリニックの中には地域のニーズに答え訪問診察を行う所もあります。

訪問診察は医師が主体なので、自分で全て判断する責任の重さは少ないです。

しかし、複数の患者の家を回らなければいけないしんどさはあるので、求人情報をしっかり確認してください。

また、クリニックで働くスタッフは人数が少ないので、人間関係で悩んだときも配置換えがしにくい状況です。

人間関係でトラブルを抱えがちな人は、配置を替えやすい大きな病院の方が向いているかもしれません。

場所2.病院

病院は、どんどん臨床経験を積んで働きたいという人におすすめの職場です。

夜勤や休日出勤もあるハードな職場ですが、経験は積めるのでキャリアアップを目指す人には向いています

人材不足に悩む病院は少なくないので、年齢が高い人、経験年数が少ない人も転職しやすいでしょう。

場所3.老人ホーム

仕事を通していろんな人とコミュニケーションを取りたい人は、老人ホームで勤務するのが良いでしょう。

老人ホームでの仕事の中心は、入居者の体調管理です。

看護師は、入居者とコミュニケーションを取って体調を把握し、担当医や介護職員と連携しながら入居者に合わせた対応を行います。

入居者のみならず介護士や作業療法士、理学療法士など様々な人と接しながら進める仕事なので、コミュニケーションが得意な人に向いているでしょう。

また、老人ホームの多くは日勤のみとなっているため、安定して働くことができます。

ただし、老人ホームは人材不足のため看護師が介護の仕事を手伝うことも少なくありません。

また、病院で開かれているような研修や勉強会には参加できないので、看護師としてのスキルを上げるのは難しい環境でしょう。

場所4.民間企業

臨床経験を積むことにこだわりがないなら、民間企業への就職も良いでしょう。

看護師資格を活かした民間企業の仕事は多々ありますが、昨今注目されているのが産業看護師です。

産業看護師は、企業内の診療所などに常駐しメンタルカウンセリングや応急処置などを通して従業員のケアを行います。

産業看護師の他にも、治験コーディネーター、臨床開発モニターなど民間企業で活躍している看護師は多いです。

民間企業のほとんどは夜勤なしで残業が少なく、福利厚生も充実しています。

また、たくさんの場所を訪問する必要もないので体力的な負担は少ないでしょう。

家庭と仕事を両立させたい人は、民間企業の求人を探してみてください。

まとめ

訪問看護師の仕事には大きなやりがいがありますが、精神的、体力的な理由で続けるのが辛いという人もいます。

仕事を辞めたい、と感じているなら、まずは辛さの原因が仕事自体にあるのか、職場にあるのか考えてみましょう

職場が原因で辞めたいと感じている場合、同じ訪問看護の仕事でも職場を変えれば悩みが解決するかもしれません。

また、仕事を変えたい場合は自分の特性や希望する働き方をしっかり把握した上で、新しい職場を探すことが大切です。

どうしても今の仕事を辞めたい、という人は前向きに転職を検討してください。

訪問看護師からの転職は
「看護のお仕事」