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看護師の職務経歴書はどうやって書く?ポイントを押さえてスマートに転職!

「転職活動をしたいけれど、看護師の職務経歴書ってどうやって書くの?」

看護師の転職活動をするうえで、そんな悩みを抱える人は少なくありません。

職務経歴書の内容は採用を左右する決め手の一つともなるため、慎重になるのは当然と言えます。

転職が初めてという人はもちろん、転職経験がある人でも毎回正しい書き方について確認したくなるものです。

そこで、今回は看護師の職務経歴書の書き方についてくわしく解説していきます。

この記事を読むと、採用担当者が「面接してみたい」と思えるような職務経歴書が書けるようになるはずです。

転職を考えている看護師の人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

1.履歴書と職務経歴書の違い

看護師の履歴書と職務経歴書の違い

最初にお話しするのは、履歴書と職務経歴書の違いについてです。

「履歴書にも仕事に関する情報を書くけれど、職務経歴書と何が違うの?」

そんなふうに、この2つの書類の違いがよく分からない人も多いはずです。

履歴書にも職歴や自己アピール欄があるため、十分だと感じる人がいるのも無理はありません。

ここでは、履歴書と職務経歴書が持つ役割や違いについて、2つに分けて解説していきます。

  1. 履歴書
  2. 職務経歴書

この記事を読めば、履歴書と職務経歴書に書くべきことが把握でき、必要な情報を効率的に書けるようになるはずです。

それでは、早速見ていきましょう。

(1)履歴書

1つ目は、履歴書の役割についてお話していきます。

履歴書は、応募者のプロフィールをはじめとした基本情報を知るためのものです。

書く内容や形式もほぼ決まっています。

看護師の仕事をするうえで、医療機関や事業所側が知っておくべき一般情報と言えるでしょう。

たとえば、以下の情報などは、採用後も必要に応じて再確認することがあります。

  • 住所
  • 配偶者・扶養家族の有無
  • 健康状態

職歴記入欄もありますが、具体的な内容の記載ではなく、あくまでも基本情報のみです。

そのため、履歴書は書類選考では使われないケースも少なくありません。

履歴書は、採用する医療機関や事業所にとって、人事情報として保管しておくための書類と考えておきましょう。

(2)職務経歴書

2つ目は、職務経歴書の役割についてお話ししていきます。

職務経歴書は、履歴書の職歴に記載した内容を、より具体的に伝えるために作成するものです。

履歴書の職歴だけでは、看護師として即戦力になるかどうかを判断するには、情報が十分ではありません。

職務経歴書には、採用担当者が「ぜひ働いてほしい」と思えるような看護師としての経験や業務内容、仕事への熱意などを書くものです。

形式は自由となっており、魅力的な職務経歴書を作れば、採用される可能性が高くなるのは言うまでもありません。

このように職務経歴書は、看護師としての職歴の内容をくわしく知ってもらうためのものです。

ここまでは、履歴書と職務経歴書の違いについて説明してきました。

次の章では、職務経歴書を作成する目的について、より具体的に見ていきましょう。

2.看護師が職務経歴書を作成する目的

前章では、よく混同されやすい履歴書と職務経歴書の違いについて解説してきました。

この章では、看護師が職務経歴書を作成する目的についてお話ししていきます。

「職務経歴書を作ったことがないけれど、本当に必要?」

そう考えている人もいるのではないでしょうか。

看護師の転職では、必ずしも職務経歴書を求められるとは限らないため、無理もありません。

提出するのは履歴書のみで、面接で詳細を聞くという医療機関や事業所も多いです。

しかし、職務経歴書があると書類選考の段階で、他の人よりも多くの情報を提供することができます。

その結果、興味を持ってもらえて面接につながる可能性も上がるはずです。

ここでは、看護師が職務経歴書を作成する目的について、2つに分けてお話ししていきます。

  1. 過去の仕事経験の内容を具体的に伝える
  2. 転職先で自分が即戦力になることをアピールする

職務経歴書を作成すると得られるメリットが分かるようになるため、ぜひ参考にしてみてください。 

目的1.過去の仕事経験の内容を具体的に伝える

1つ目の目的は、過去の仕事経験の内容を具体的に伝えることです。

同じ看護師でも、働いていた医療機関や診療科目によって業務内容は異なります。

たとえば、小児科の看護師と手術室看護師では、仕事内容も求められるスキルも違いますよね。

そのほか、チームの中での役割やリーダーシップ、新人教育の経験なども、採用担当者が知りたい情報と言えるでしょう。

職務経歴書を書く目的は、過去の業務内容や役割などの詳細を知ってもらうことになります。

目的2.転職先で自分が即戦力になることをアピールする

看護師が職務経歴書を書く2つ目の目的は、自分が即戦力として使える人材だとアピールすることです。

採用担当者は、よりよい人材を求めているのは言うまでもありません。

採用者が即戦力を求めているのは、研修にかかる時間や人などさまざまな負担が軽減されるからです。

職務経歴書の自己アピール欄には、転職先で必要とされるスキルや役割において、自分ができることを明確に書くようにしましょう。

また、診療科目の違いから経験したことがない業務においても、対応能力の高さや学ぶ姿勢についてアピールするのも一つの手。

看護師が職務経歴書を書く目的は、自分を採用したいと思ってもらえるよう自己アピールをすることです。

ここまでは、看護師が職務経歴書を作成する目的について解説してきました。

次の章では、職務経歴書の作成方法と特徴を見ていきましょう。

3.看護師の職務経歴書の作成方法と特徴

看護師の職務経歴書の作成方法

前章では、看護師が職務経歴書を作成する目的についてお話ししてきました。

ここからは、職務経歴書の作成方法と特徴を確認していきましょう。

「初めての転職で、職務経歴書の作り方がまったく分からない…」

という人も多いのではないでしょうか?

初めて職務経歴書を作る人は、手書きでもいいのかパソコンで作るべきかさえ迷ってしまうはずです。

ここでは、看護師の職務経歴書の作成方法と特徴について、3つに分けて具体的に説明していきます。

  1. 手書きで作成
  2. パソコンでWordやExcelを使って作成
  3. テンプレートを使用

職務経歴書を作成するうえでの最初のステップが把握でき、その後の作業にスムーズに取り掛かれるようになるはずです。

それでは、内容を確認していきましょう。

方法1.手書きで作成

1つ目の方法は、職務経歴書を手書きで作成する方法です。

看護師の職務経歴書は、手書きで作成しても問題はありません。

IT業界のように高度なパソコンスキルは必須ではないからです。

たとえば、職務経歴書を自分で作成しているかどうかという点が、採用のポイントはなりにくいと言えます。

また、採用担当者の中には、手書きの職務経歴書のほうがいいという人もいるようです。

「字は体を表す」という言葉があり、字から性格を読み取りたいという目的があります。

丁寧できれいな字の人は几帳面な性格と判断されやすく、汚い字の人は印象が悪くなる可能性が大きいです。

字に自信がある人は、アピールする意味も含めて職務経歴書を手書きで作成するのもいいでしょう。

作成の手間はかかってしまいますが、パソコンに不慣れな人も手書きで問題ありません。

方法2.パソコンでWordやExcelを使って作成

2つ目は、パソコンでWordやExcelを使って職務経歴書を作成する方法です。

項目や文章量に合わせて、自分が好きなように作成できます。

たとえば、項目の配置やデザインなども自由に作れることが特徴です。

パソコンスキルのアピールにもつながると同時に、手書きよりも読みやすい場合が多いこともメリットと言えるでしょう。

普段からパソコンを使い慣れている人は、WordやExcelを使って職務経歴書を作成するのもおすすめです。

方法3.テンプレートを使用

3つ目は、職務経歴書のテンプレートを使用する方法について見ていきましょう。

自分で全部作るのは難しいという人でも、テンプレートを使えば簡単に作れます。

構成が既にできているため、内容を埋めていけばいいだけです。

WordやExcelのテンプレートをはじめ、転職サイトやウェブサイト上にあるテンプレートをダウンロードして使うのもいいでしょう。

オリジナリティには欠けますが、スピーディーに作成できます。

看護師の職務経歴書を作る際には、テンプレートを活用するのもよい方法です。

ここまでは、看護師の職務経歴書の作成方法と特徴についてお伝えしてきました。

次の章では、いよいよ職務経歴書の書き方について見ていきましょう!

4.看護師の職務経歴書の書き方

前章では、看護師の職務経歴書の作成方法と特徴についてお話ししてきました。

ここからは、職務経歴書の書き方をくわしく解説していきますね。

自由形式とは言え、書くべき内容は基本的に決まっています。

たとえば、職務経歴や自己PRなども職務経歴書に含むべき項目です。

ここでは、看護師の職務経歴書の書き方について6つに分けてお話ししていきます。

  1. 日付・名前
  2. 職務要約
  3. 職務経歴
  4. 保有資格
  5. 活かせる経験やスキル
  6. 自己PR

必ず書くべき基本項目の内容が把握できるため、自分の職務経歴書がイメージしやすくなるはずです。

それでは、看護師の職務経歴書の書き方を見ていきましょう。

書き方1.日付・名前

1つ目の書き方は、もっとも基本的な情報である日付と名前についてです。

名前を書き忘れてしまった場合は、書類選考で落とされる可能性もあります。

名前を忘れるイコールミスが多いという印象にもなり兼ねません。

また、日付も忘れやすい記載事項のため気を付けてください。

採用担当者は、日付を目安に今後の対応を考えることもあるからです。

たとえば、面接日時や合否の連絡のタイミングも、職務経歴書の日付を参考にする可能性があります。

職務経歴書の日付は以下のルールを守って記載してください。

面接のときに手渡し 面接の日付
郵送 ポストに投函する日付

名前と日付は大切な基本情報であるため、忘れないように職務経歴書に記載しましょう。

書き方2.職務要約

2つ目の書き方で取り上げるのは、職務要約についてです。

職務経歴書に書く内容を要約する導入文になります。

長い内容であったとしても、職務要約を読むことで興味を持ってもらいやすいからです。

職務経歴や自己PRなどからアピールしたいポイントを要約して、続きを読んでみたいと思わせるように内容をまとめましょう。

職務要約を職務経歴書の最初に持ってくると、全体の内容が把握しやすいためおすすめです。

書き方3.職務経歴

3つ目は、看護師の職務経歴の書き方について見ていきましょう。

勤めた医療機関をすべて記載するだけではなく、できるだけ具体的な内容を記載してください。

そうすることで、どのような職場環境で働いていたのかイメージしやすいからです。

記載する主な内容は、以下を参考にしてください。

  • 医療機関の名称
  • 勤務期間
  • 職員数
  • 病床数
  • 雇用形態
  • 役職
  • 職務内容

職務内容については「認知症患者の看護」や「医療機器の操作」、「癌治療の看護」などくわしく書きましょう。

職務経歴を書くときは、具体性を意識した内容を心がけてください。

書き方4.保有資格・免許

4つ目の書き方は、保有資格・免許についてです。

保有資格や免許は、取得年月日と正式名称を記載するようにしましょう。

普段口にしている名称は、正式名称と違うこともあるからです。

間違った情報を記載している事実が発覚すれば、信頼性を失ってしまいます。

保有資格や免許は、正しい名称を確認したうえで記載しましょう。

また、何らかの資格取得に向けて勉強中の場合は、その旨を記載するとベターです。

現時点で資格や免許はなくても、採用担当者に向上心があることをアピールできます。

たとえば、認定看護師や専門看護師、ケアマネージャーの資格取得に向けて勉強中、または取得の意志があることを書いてもいいでしょう。

将来的に取得したい免許や取得について書くこともおすすめです!

書き方5.活かせる経験やスキル

5つ目は、活かせる経験やスキルの書き方についてです。

看護の現場で役に立つと思うものであれば、どんどん書いてみてください。

引き出しの多い人だと思われると、印象はよくなります。

ここでは、活かせる経験やスキルについて4つに分けて見ていきましょう。

  1. パソコンスキル
  2. 語学力
  3. コミュニケーション能力
  4. ビジネススキル

特にコミュニケーション能力やビジネススキルは、看護師としてアピールしやすいポイントになります。

どんなことを書けばいいか分からない人は、この章を熟読してみてくださいね!

(1)パソコンスキル

1つ目は、看護職でも重宝されやすいパソコンスキルについてです。

多くの医療機関が電子カルテを採用している現在、看護師もパソコンを使う機会は多いと言えます。

一般業務で使用するタイピングをはじめ、報告書や研究発表の書類作成には以下のようなスキルもあるといいでしょう。

  • Excel
  • Word
  • Power Point

そのほか、Chatworkの使用経験やリサーチスキルもパソコンスキルとして記載できます。

書き方は以下を参考にしてみてください。

  • タイピング:10年
  • Excel:5年
  • Word:10年
  • Power Point:5年
  • Chatwork:2年
  • リサーチ:10年

パソコンスキルがある場合は、看護現場でも活用しやすいので、職務経歴書に記載しましょう。

(2)語学力

2つ目のスキルは、語学力についてです。

医療機関には、外国人在住者や海外からの旅行者も訪れます。

たとえば英語で日常会話ができると、外国人の患者さんが来院した際は頼りにされるはずです。

職務経歴書に記載する際には、以下を参考にしてみてください。

  • 語学のレベル:TOEIC 700点
  • 語学留学や海外生活の経験:イギリスに2か月短期留学・オーストラリアに1年間ワーキングホリデー
  • 語学の対応能力:日常会話や簡単な医療用語も対応可能

語学力は、看護師の職務経歴書でもアピールできるポイントになります。

(3)コミュニケーション能力

3つ目のスキルは、看護師にとっては必要不可欠とも言えるコミュニケーション能力です。

コミュニケーションが上手く取れないと、患者さんの病状や命にも関わってくるケースがあります。

看護師の仕事をするうえで、患者さんや医療チームとのスムーズなやりとりは欠かせません。

たとえば、患者さん目線の対応やチームワーク、リーダーシップなどが必要ですよね。

コミュニケーション能力は、以下のような形で記載できます。

  • 患者さんの心に寄り添った対応や声がけ
  • 難しい医療用語をかみ砕いて患者さんに説明
  • 仕事の効率化を意識した業務連絡
  • リスクを想定したうえでの適切な指示

コミュニケーション能力は、看護師に求められる大切な要素なので、しっかりと記載していきたいですね!

(4)ビジネススキル

4つ目は、仕事をするうえでの基本とも言えるビジネススキルです。

ビジネススキルが高いと、即戦力としての期待も高まります。

職務経歴書に記載する際には、以下のような形で書くとよいでしょう。

  • タスク管理
  • スケジュール管理
  • プレゼンテーション

業務を効率的に行うためのタスク管理や時間を意識したスケジュール管理も、看護師として働くうえで大切ですよね。

また、プレゼンテーションスキルがあると、仕事に対する意識の高さや向上心が感じられます。

活かせる経験やスキルの欄には、ぜひ自分の持つビジネススキルを書いてみてくださいね。

書き方6.自己PR

6つ目の職務経歴書の書き方は、採用担当者も注目する自己PRについてです。

自己PRは、看護の仕事に対する熱意を伝えていきましょう!

「この人からぜひ話を聞いてみたい」

「この人に、ぜひうちで働いてほしい」

そう採用担当者に思わせるような1文がなければ、大勢の応募者の中に埋もれてしまいます。

具体的には、以下のような内容を自分の言葉で書くのがおすすめです。

  • 看護体験から学んだこと
  • 目標のために努力していること
  • 看護師としてこれだけは譲れないという信念

自己PRは、看護師としての誇りや仕事への情熱を書いてみてくださいね!

ここまでは、看護師の職務経歴書の書き方について説明してきました。

次の章では、職務経歴書に志望動機や退職理由を書くべきかどうかを見ていきましょう。

5.看護師の職務経歴書に志望動機や退職理由を書くべき?

前章では、看護師の職務履歴書の書き方を解説してきました。

この章では、もう一歩踏み込んで志望動機や退職理由を書くべきかどうかについて言及していきます。

志望動機と退職理由は、採用担当者がもっとも気になる点です。

応募者のやる気や退職するに至る背景は、今後の仕事への取り組みにも影響してきます。

ここでは、職務経歴書に志望動機や退職理由を書くべきかどうかを、2つに分けて解説していきますね。

  1. 志望動機
  2. 退職理由

他の応募者と差をつけるためのポイントにもなりますので、ぜひ参考にしてみてください。

(1)志望動機

1つ目は志望動機についてですが、シンプルに書くべきです!

面接でも必ず聞かれますが、口頭では緊張から上手く伝えられないケースもあります。

たとえば、面接官を前に頭が真っ白になり、言いたいことの半分も言えなくなる人も少なくありません。

職務経歴書には、志望動機を明確に書いて仕事に対する熱意をアピールしましょう。

自己PRとは別に、志望動機欄を設けて書くのが一般的です。

具体的には、以下の点を意識して志望動機を考えてみてください。

  • 自分のスキルを活かしたい
  • 学びや成長の機会が多くある
  • 新たな挑戦をしたい

転職先の医療機関の特徴や理念が、自分の仕事に対する姿勢とマッチし、なおかつ成長につながると分かる文章にしましょう。

職務経歴書には、前向きな未来を連想させる志望動機を書くことをおすすめします!

(2)退職理由

2つ目にお話しするのは、看護師の職務経歴書に退職理由を書くべきかどうかです。

退職理由は無理に書く必要はありませんが、前向きな理由が書けると印象はよいでしょう。

採用担当者にとっては、前職を辞めた理由は大変気になるものです。

実際に、面接で退職理由を聞かれるケースも少なくありません。

退職理由を書くときには、以下のようにポジティブな未来や志望動機と関連付けて書くことが大切です。

  • 目標がありキャリアアップや成長のため
  • 専門性が高い分野の看護に興味があったため

とは言え、現実は人間関係の悩みや残業の多さなどを理由に退職する人も多いでしょう。

ネガティブに取られやすい内容を書く場合も、必ず最後は前向きになるような構成にすることがポイントです。

  1. 自分の考えを伝える
  2. 退職を決意した原因を書く
  3. 前向きな未来や志望動機につなげる

具体的には、以下の例文を参考にしてください。

【人間関係が理由で退職した場合】

①質の高い看護サービスを提供するためには、チームが一丸となり同じ目標を持つことが大切だと、私は考えています。

②しかし、前職ではスタッフ間の連携をスムーズに取ることが難しく、自分一人の力では解決に至りませんでした。

③貴院のように「チーム医療」を理念としている職場で、もっと看護師としても人間としても成長したいと感じたのが、退職を決意した理由です。

退職理由は、職務経歴書に絶対に必要な項目ではありませんが、書く場合はポジティブな着地を意識しましょう。

ここまでは、看護師の職務経歴書に志望動機や退職理由を書くべきかどうかについて、解説してきました。

次の章では、職務経歴書を魅力的に書くためのポイントをお話ししていきます。

6.看護師の職務経歴書を魅力的に書くためのポイント

看護師の職務経歴書の上手な書き方

前章では、看護師の職務経歴書に志望動機や退職理由を書くべきかどうかをお伝えしてきました。

この章では、看護師の職務経歴書を魅力的に書くためのポイントを見ていきましょう!

転職を成功させるためには、採用担当者の興味を惹くような内容の職務経歴書を作成することが大切です。

時間をかけて職務経歴書を作成したとしても、平凡な内容であれば、他の応募者との差別化を図れません。

ここでは、看護師の職務経歴書を魅力的に書くために、具体的なポイントを3つに分けて紹介していきます。

  1. 読みやすさを意識して作成
  2. オリジナリティを大切にする
  3. 具体的な例を盛り込む

印象的な職務経歴書が書けるようになると、面接してもらえる確率も上がるはずです。

それでは、内容を確認してみましょう。

ポイント1.読みやすさを意識して作成

1つ目のポイントは、読みやすい職務経歴書の作成です。

職務履歴書をパッと見ただけで、読みやすそうと思ってもらえる工夫をしましょう。

読みにくい職務経歴書は、全部目を通してもらえない可能性もあります。

たとえば、1文が長く、句点や改行が少ない文章は大変読みにくいです。

読みやすい職務経歴書を作成するための具体的なポイントは、以下を参考にしてみてください。

  • 1文は70文字以内を目安にする
  • タイミングよく句点を入れる
  • 適度に改行をはさむ
  • 箇条書きや表を活用する
  • リズミカルに読める文章を心がける

句読点や改行、箇条書きや表などを織り交ぜて、全体的に読みやすい職務経歴書を作成しましょう。

また、自分が読んでみて文章に違和感がないかどうかも確認すると、完成度の高い職務経歴書になります。

ポイント2.オリジナリティを大切にする

看護師の職務経歴書を魅力的に書くための2つ目のポイントは、オリジナリティです。

きれいな文章を並べても、人とまったく同じでは個性が感じられませんよね。

できるだけ、自分自身の言葉を使い、主張を入れてみましょう。

たとえば、看護師としての自分のモットーを伝えるのも一つの手です。

看護師の職務経歴書を書くときは、独自性のある内容を入れてみましょう。

ポイント3.具体的な例を盛り込む

3つ目のポイントは、文章に具体的な例を盛り込むことです。

一般論を書いただけの文章は、採用担当者の印象に残りにくいと言えます。

内容がイメージしやすいように、具体的な例や経験を入れるとよいでしょう。

思い出に残っている看護体験や心温まる患者さんとのやりとりなど、実際に経験したことを言葉にすることがおすすめです。

看護師の職務経歴書を魅力的に書くためには、内容に具体性を持たせることを意識しましょう!

ここまでは、看護師の職務経歴書を魅力的に書くためのポイントについて解説してきました。

次の章では、職務経歴書を作成する際の疑問点・注意点を確認していきましょう。

7.職務経歴書を作成する際の疑問点・注意点

前章では、看護師の職務経歴書を魅力的に書くためのポイントをお伝えしてきました。

この章では、職務経歴書を作成する際の疑問点や注意点についてお話ししていきます。

知らないことが原因で、職務経歴書の価値が下がってしまうのは不本意ですよね。

ここでは、職務経歴書を作成する際の疑問点や注意点について、5つに分けて具体的に説明していきます。

  1. 修正が必要なときはどうする?
  2. 職務経歴書は何枚までOK?
  3. 専門用語や業界用語の使用は問題ない?
  4. PCで作成するときのおすすめフォントは?
  5. コンビニで購入したものを使ってもOK?

より完成度の高い職務経歴書を作成するためのヒントをお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

(1)修正が必要なときはどうする?

1つ目は、修正が必要なときの対応方法について見ていきましょう。

間違った修正対応をした場合は、ビジネスマナーがないと思われる可能性もあるため要注意です。

たとえば、手書きで看護師の職務経歴書を作成した後で、誤字を発見したときには焦りますよね。

通常なら修正液や修正ペンを使ってしまいそうですが、職務経歴書の場合はNGです!

修正が必要な際には、間違った箇所に二重線と訂正印を押すのが基本になります。

一方で、パソコンで職務経歴書を作成した場合は修正が簡単です。

しかし、修正する時間がないときには、手書き同様に二重線と訂正印が使えます。

職務経歴書を修正するときには、ビジネスマナーに沿った対応をしましょう。

(2)職務経歴書は何枚までOK?

2つ目は、看護師の職務経歴書の枚数についてお話ししていきます。

書きたい内容が多い場合でも、職務経歴書は2枚以内を目安としましょう。

長くなり過ぎると内容が頭に入りにくく、読みづらい印象を与えます。

自己PRが長くなりそうな場合は、箇条書きの利用をはじめ、書く内容を3つ程度に絞って短くまとめましょう。

職務経歴書の枚数は、1~2枚が適切と言えます。

また、職務経歴書が2枚になってもホッチキスで留める必要はありません。

ホッチキスは、コピーやファイリングの際の邪魔になりやすいためです。

対策としては、ページ番号を付けるほかクリップやクリアファイルの使用がおすすめ。

職務経歴書には、ホッチキスは不要であることを覚えておきましょう。

(3)専門用語や業界用語の使用は問題ない?

看護師の職務経歴書を作成する際の3つ目の疑問点は、専門用語や業界用語の使用についてです。

医療業界で使われている専門用語や業界用語は、職務経歴書での多用は避けましょう。

専門用語や業界用語は、採用担当者でも分かりづらいことがあります。

たとえば、高齢者向け介護施設の看護師の求人に応募するときに、業界用語を使用するとどうでしょうか。

『プリセプター』(看護師の新人教育担当)という業界用語を使っても、理解してもらえないかもしれませんよね。

職務経歴書を記載するときには、専門用語や業界用語はなるべくシンプルな表現で書きましょう。

(4)PCで作成するときのおすすめフォントは?

4つ目は、看護師の職務経歴書のフォントについてです。

さまざまなフォントがあり迷ってしまうかと思いますが、標準搭載されているフォントがおすすめです!

個性的なフォントは目には留まりやすいものの、担当者によっては不真面目と取られる可能性もあります。

具体的には、WindowsならMS明朝、Macならヒラギノ明朝です。

職務経歴書のフォントは、見慣れた標準搭載のフォントを使いましょう。

(5)コンビニで購入したものを使ってもOK?

5つ目は、コンビニで購入した職務経歴書を使ってもいいのかという疑問についてです。

結果から言うと、手軽にコンビニで手に入る職務経歴書を使ってもまったく問題はありません

手書きを好む採用担当者もいることは、先ほどもお伝えしました。

コンビニで購入する場合は、履歴書とセットで販売されているのが一般的です。

基本の項目を埋めていく形になるため、オリジナリティには欠けると言えるでしょう。

差別化をはかりたいなら自作するのがおすすめですが、コンビニで購入した職務経歴書の使用もOKです。

まとめ

看護師の職務履歴書の魅力的な書き方や作成時の注意点などを、くわしく解説してきました。

職務履歴書転は、看護師の間でも必要性を感じて作成する人が増えています。

魅力的な職務経歴書が書けると、間違いなく転職に有利だからです。

職務経歴書に書いた具体的な看護経験や看護師としての情熱が、採用担当者の心を動かしたという例は多くあります。

本記事でお伝えした内容を参考に職務経歴書を作成して、看護師としてのキャリアアップの第一歩を踏み出しましょう!